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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2000年10月01日(日) [長年日記] この日を編集

_ ...オリンピック閉幕

ナルちゃんはやっぱり風邪か...熱が38度あたりをウロウロしています。 水分を充分摂って お薬を飲ませて...早く治りますようにと祈るのみ...。

シドニーオリンピック2000、オシマイです。 初っぱなから柔らチャンが、「最低でも金、最高でも金。」と言い切って見事に金メダルを獲得してしまいました。 同じく柔道の篠原選手...あれはないでしょ〜、審判に大クレームが付いたけど結局銀...。 悔しそうな篠原選手の表情をみていると胸の中の叫びが聞こえてきそうな気がしました。 それから爽やかに金メダルをとっちゃったマラソンの高橋選手、爽やかな表情の向こうにはやはり人知れぬ努力があったはず。 実質的には金メダルだったシンクロ。きれいでしたねぇ〜。 サッカーも惜しかったですよね〜! メダルを取れた人も取れなかった人も、表だってメディアに紹介された人もされなかった人も、選手の数だけドラマがあったんだと思います。 オリンピック観戦を通して ベストを尽くすことのかっこよさ、人に潜んでいる力の偉大さ、人と人との繋がりの温かさ...そんな感動をいっぱいもらいました。


2000年10月02日(月) [長年日記] この日を編集

_ ...裏話あれこれ

今日もまだ熱っぽさが残っているナルちゃん...。 学校はお休みして家にいるのですが 機嫌が悪くてグズグズ言いっぱなし。 はいはい...と声を掛けたり、抱っこしたり、私はナルちゃんにかかりっぱなしで何も手に付かない状態です。あ〜、あれもしたい、これもしなければ、と思いながら、また やりかけの用事も途中のまんまほったらかしてナルちゃんのお呼びに答えます。干しかけの洗濯物、洗いかけのお茶碗、その辺に散らかった着替え、本、書類、新聞...あ〜、も〜、イライラ。でも仕方ないさ、調子悪いんやもんね、ゆっくりじっくりナルちゃんにお付き合いしましょう。

ナルちゃんを抱っこしながらテレビを見ていると今日はオリンピックの裏話、メダリストのその後の様子など まだまだオリンピックの話題はつきないようです。 画面では見えなかった選手の裏話や オリンピックまでの道のりを紹介されている番組が多かったです。例えばマラソンの高橋選手が日頃から慕っておられる先輩がおられ、悩み事があると一人でチャリンコでひょっこり先輩のお家に現れ、出されたケーキをほおばりながら相談をしたこと。シンクロの選手は空手入門、笑顔の訓練、火の鳥の本を読むこと、火の鳥の演技の時に流れていた曲は中学生の女の子が作曲したものだと言うことetc...など 興味深い話がありました。 やはりそれぞれの選手の陰には たくさんの人達がおられると言うこと、その力の結集があのような素晴らしい選手の素になっていたと言うことがよくわかりました。 誰だって、一人で物事をやり遂げるには限界がありますね、やはり知らず知らずのうちに多くの人たちに支えられているものですね。


2000年10月03日(火) [長年日記] この日を編集

_ ...今日はこんな日、アラカルト

今日もナルちゃんは学校をお休み。もうそろそろ行こうかな、でも大事をとった方がいいかな、ってことで。

テレビでやっていた「豚肉とサトイモの味噌煮」がおいしそうでした。最後におろし掛けるユズがポイントらしい。

「遊び心」と言う言葉が心に残りました。人生、これが決め手かもしれない。

注文していた「聖庵」さんの天然酵母のパンが届きました。待っていたものが届くことのなんてうれしいこと。

今日は何年かぶりにハルちゃんだけがスクールバスで帰ってきました(ナルちゃんは休みだし)。お迎えは近いし、時間はゆっくりだしいいんだけど、ナルちゃんは座るのをいやがるし 二人揃って乗れないのが困るなぁ。

テレビのコマーシャル、音声は「マルちゃんのワンタン...」なのに、画面は丸大食品。あれあれ? 音声と画面とが全く合わないコマーシャルがしばらく続いていました。こんなの見たのは初めて。

ガチンコファイトクラブ、今日はスペシャル。すごい、すごい、スポーツはやっぱり素晴らしい! 今日の締めくくりは感動のファイトクラブでした。


2000年10月04日(水) [長年日記] この日を編集

_ ...うれしかった一言

小児科の定期診察に行きました。 ナルちゃんの風邪の様子はもうどうって事なさそう。痰の薬や、いざというときのための解熱剤を頂いておきました。 また、痰が絡みやすいためにそれが引き金になって嘔吐したりしてしまうことから 吸引機の事について相談しました。嘔吐反射が強いので吸引機を使うことによってかえって嘔吐を引き起こすきっかけになってしまうことも考えられるのですが これからの季節、風邪はまず避けては通れないでしょう。 そうなると見えている分だけでも吸引することで楽になれるはずです。使って見ないとわからない部分も多いので、メリットが大であることを信じて使ってみることになりました。

病院の帰り、スーパーに寄りました。NOBさんと子ども達は車で待っていてもらい、必要なものだけ急いで買い物をして車に戻りました。 するとNOBさんが「隣にいはったおじさんがなぁ、ナルちゃんを見て、『車酔いしはったんですか?』って言うてビニールの袋を持ってきてくれはってんで〜。」と話してくれました。 ナルちゃんはゲップがたまりやすいので よく小さな赤ちゃんがするように少し前屈みにして背中をトントンとタッピングしてあげるのですが その様子がまるで車に酔って背中をさすっているように見えたのでしょう。心配して声を掛けてくださったのでした。 全く見知らぬ方から 親切な一言を頂くと それが本当に短い一言であってもそのおかげでとてもうれしい気持ちのまま しばらくは過ごすことができるものですね。 先に車で出て行かれたそのおじさんは きっといつでも誰にでも 親切な一言を掛けることが出きる方なのだろうなぁと しばらくの間、勝手にその人となりを想像していました。 おじさん、ありがとう。


2000年10月05日(木) [長年日記] この日を編集

_ ...NOBさん石を産む?

しばらく調子が悪かったナルちゃん、やっと調子も戻り今日は登校できるわ、と喜んで用意をしていたら、NOBさんが「腰がだるいし、ちょっと横になる。」と言い出しました。 横になりたいほど腰がだるいというのは尋常ではありません。ひょっとすると腎臓結石がおりてきているのかもしれない、と頭をよぎりました。 なんで毎年10月にこういう事が起こるんでしょう、一昨年の胆石発作から胆嚢摘出手術、昨年の尿路結石、そして今年また...。 でも あまり10月、10月とこだわると変な先入観ができてしまうのもイヤだし あんまりこだわらないことにします。 NOBさんの腰のだるさはだんだんとひどくなり 脇腹の下の方へと痛みは移っていき、とうとうお布団に潜り込んでしまいました。仕方なく今日は子ども達の学校はお休みとなりました。 痛みが出てきたのなら 後はとにかく水分をたくさん摂って結石を尿と一緒に出してしまうしかないので だくさんの飲み物をNOBさんの寝ている部屋へと運びました。 ウトウトと居眠っている間のNOBさんの夢は なんと、たくさ〜んの湯飲みがお布団の上中にずらりと置かれているのだとか...。笑った。 それにしても なかなか思うように出てこない結石...。 痛くてじっとしていられない様子...。いつまで続くんだろうと時間と共に不安も大きくなるし...。

ありがたいことに 子ども達は担任の先生が入れ替わりで家庭訪問をしてくださって何かと助けて頂きました。二人ともこの事態がわかっているのか お利口にしていてくれました。先生方にも子ども達にも感謝、感謝です。

夕方、NOBさんがフラリと起き出して居間の方へやって来ました。「まだあかん、痛みは変わらへん...」と言ってしばらく腰掛けて話をしていたら急に「あ、今、なんか痛いのが楽になった。」と言いました。それから後は 「痛いのが治った、治った。」と本当に楽そうになったようでした。 と言うことは石が出るのはもう間もなくか、と期待していたら...案の定、楽になってから1時間後くらいだったでしょうか、トイレから出てきたNOBさん、「石がでた!」。痛みが出始めてから約14時間後でした。これでとりあえず一件落着です。良かった〜。 でも もしまだ石があるなら、または石ができやすい体質なら いつ同じような発作が出るかわかりません。一度、病院で診てもらうつもりです。 結構、結石がある人は多いと聞きます。こんな経験お持ちでしょうか?発作が起こったら 少しでも早く出すいい方法って無いのでしょうか?どなたかご存じないですか?


2000年10月06日(金) [長年日記] この日を編集

_ ...地震

今日のNOBさんはいつもの調子に戻っていました。でもあれだけの痛みと戦ったのでずいぶん疲れている様子。子ども達を学校へ送りだした後はスローペースで過ごしました。

午後、用事で高槻へ出かけました。用事を済ませて高槻駅へ入る寸前の歩道橋を上がって歩いていると駅から出てこようとされているおばあさんが 道行く人に「地震ですな、まだあそこのビルのアンテナが揺れてますな、長かったですなぁ...。」などと 話されていました。 私はと言うと全然わからなくて「ほんまぁ?」とそのおばあさんを疑ったほど。 でも駅の中でも 電話で「地震、大丈夫やった?」とお家に電話をかけている人や あちこちで「じしん」「長かった」「大きかった」などという声が聞こえてきました。 帰りの電車に乗ると 地震の影響で25キロの徐行だとか...。どうやら大きい地震だったんだと言うことがわかり家の様子を心配しながら帰りました。 家に帰ると特に変わった様子は無く、ホッとしたのもつかの間、テレビを付けると各局中国地方に強い地震が起こったことを伝えていて驚きました。 神戸の震災を思い出したり、三宅島の噴火のこと、少し前の中部地方の大雨のこと...連鎖的に最近の自然災害をあれこれ思い出し、ものすごく恐怖を覚えました。 中部地方の余震が早く治まりますように、二次災害が起こりませんように 少しでも早く状況が良くなりますように、と願います。同時に人ごとではなく、災害に備えて心づもりや災害時必需品を揃えて置かなければ...と思いました。 と言うか、実は阪神大震災後にそう言うグッズを準備はしたんですね、でも 今日改めてそのバッグの中身を見ると食品類は期限切れ、缶詰はちょくちょく使い込んで無くなっていたりで、早速役に立つような状態では無くなっているんです...。もう一度きちんと見直して揃えておきましょう〜。 できればみなさんも...。


2000年10月07日(土) [長年日記] この日を編集

_ ...そろそろ準備

子ども達を学校に送りだした後、急いで買い物へ。 ハルちゃんの修学旅行が今月の18日からで 東京へ行きます。慌てなくて済むように 早めに準備を始めようと、今日はTシャツとピンクのチェックのシャツを買いました。 衣服を準備すると言っても 季節の変わり目だし、今日よりまだ10日ほど先の話なので その時の気候はどんな様子なのか なかなか予測しづらいです。あぁ、難しい。 でも少しづつでも荷物を揃えていかないとね。

子供服売り場を後にして食品売り場へ行くともう迎えに行く時間が迫っています。 大急ぎでお昼ご飯を買って 本当はケーキなんかも買いたかったけど、もう時間がないし、ダイエットもしたいし、食べたければ作っちゃえばいいし、なんて自分に言い聞かせながら「おいでおいで」しているケーキの前を素通りして学校へと向かいました。

ちなみに今日のお昼は 高島屋で売っていた「炭焼きもも肉丼」とR1/fのひじきサラダ。ここのサラダは具だくさんでおいしいし、手っ取り早くて好き。


2000年10月08日(日) [長年日記] この日を編集

_ ...届いたらいいのにね、香り

日曜日。おばあちゃんの家へ行きました。 裏のたんぼやあぜ道、 庭のお花達、柿の木、すっかり秋です。 植木屋さんに剪定されて格好良くなったキンモクセイは 枝先をカットされたのに あふれるようなオレンジの花を付けているのは不思議でした。むせかえるような香りがあたりいっぱいに広がっていました。この香り、このページを開いたらみなさんの所にも香っていけばステキですよね〜。  あぜ道には 彼岸花が終わり、 淡い紫色の野菊やイヌタデなどの素朴な可愛い野草が咲いていました。

キンモクセイ 野菊

おばあちゃん(私の母)は それらの花を さりげなく一輪挿しにさしていました。 そんなさりげないしつらいが季節を家の中にいっぱい連れて来るのですね。 気負わなくても それだけで家の中の空気が変わるようです。 秋がいっぱい...短い秋だから めいっぱい秋を見て 感じて 味わって 楽しみたいです。特に「味わって」を一番に!?


2000年10月09日(月) [長年日記] この日を編集

_ ...体育の日か...

今日は体育の日でお休み。 今年から10月の第二月曜日が体育の日となったのね。 ふうん...なんだかねぇ、あんまりピンときません。 そんなに連休を作らないといけないのかしら?連休は経済効果がグンと上がるんですかぁ? 10月10日は晴れの特異日だから 体育の日にする意味があったのでしょう? この日に運動会をするとお天気も良くていかにも「体育の日」がお似合いなのにねぇ。 あまりにも 「10月10日体育の日」が 浸透しすぎてるので今さら...と言う感じです。

さて、我が家は 居間にソファを置きたくて そのスペースを確保するために置いてあった棚をどかすことにしました。まずは棚の上のものを片づけました。パソコン関係の本や どうでもいいような郵便物、細々とした小物etc。不要なものは捨てて、しまうものはしまって スカッと棚は空っぽになりました。 今日はここまで。次は棚を移動して ソファを決める...。 新しいソファが来たら 子ども達とそこでゆっくりくつろぐのです。楽しみだわ〜。どんな色のソファにしましょうか。淡いイエロー系がいいかなぁと思うのですが。NOBさんと意見が合うかな?

夕方友だちが来て ホシノ天然酵母を分けてくれました。 ひえ〜、天然酵母のパンって焼くのにめちゃくちゃ時間がかかるのでしょう? 私に焼けっていうのぉ〜?でも天然酵母のパンっておいしいのですよね〜!それが自分で焼けるなんて 感動ものです。これは是非ともチャレンジしたいと、やる気になりました。 いつ焼こうかな、楽しみができました。


2000年10月10日(火) [長年日記] この日を編集

_ ...ナルちゃん、またお休み

この休みの間 ナルちゃんの喉のあたりがゴロゴロしていたので気になっていました。 熱もまた高い所をウロウロしています。今週は12日に社会見学で動物園へ行くのです。 なんとかそれまでにスッキリ治したいので今日は学校はお休みしました。 ハルちゃんは元気に登校。 学校では修学旅行の東京ディズニーランド行きに備えて ディズニーのパレードのビデオを見たり、ディズニー関連の取り組みをしているようです。 マイカーのBGMもディズニーバージョンです。 ディズニーランドへ行っても 「あ、見たことある、あ、聞いたことある。」と言う情報が頭に入っていると 楽しみも倍増というわけですね。

栗原さんのすてきレシピに載っていた草花柄の茶器セットを注文して一ヶ月以上が経ちました。 発送が遅れているとハガキでお知らせが来ていたのですがあまりにも遅い...待ち遠しい...。 TELで確認したら やはり手違いがあって発送が遅れていたとのこと。今日発送で明日着く予定だそうです。はぁ、やっと...。すごい人気なんだなぁと改めて感じます。 明日が楽しみ〜。


2000年10月11日(水) [長年日記] この日を編集

_ ...ボクシング

ボクシングというとケンカに似ていて 今までは興味がありませんでした。 でもTBSの「ガチンコ」と言う番組の中の「ガチンコファイトクラブ」と言う、素人をプロボクサーに育て上げるコーナーを見てから興味を持ち始めました。 プロボクサーを目指し 想像を絶するような過酷なトレーニングを来る日も来る日も繰り返し、体を鍛えると同時に 弱い自分にうち勝つ強い精神力をも培っていくのですね。 他人に勝つ前に まず自分にうち勝つ...。気持ちに隙があれば 強くはなれません。厳しいスポーツなんだと言うことがわかりました。

今日は畑山vs坂本をテレビで見ました。(「WBA世界ライト級タイトルマッチ」と言うらしい。ほとんど知識がないのですよ。失礼!) 10回KO勝ちで畑山は初防衛を果たしたのですが、その試合は、と言うと 初っぱなからそれはそれは激しい打ち合いで どちらも相手の出方を伺うことなどしません。とにかく責めまくりで こちらの息も付けないほどの激しさでした。「死ぬまで戦う...」そんな気迫が伝わって来ました。 決着が付く寸前では両者ともさすがに疲れが見え始めてはいましたが 気迫は最初と全く変わらず 恐いほどでした。 「自分もしんどいが 相手もしんどいはず。」そこでそのしんどさを我慢してあきらめない者が勝利です。 凄まじいほどの試合は終わり、積み重ねた訓練と 精神力でこんなに人は力が出せるものなのかと、ちょっと衝撃的な感動を覚えました。 試合後に畑山は「自分は弱い、だから勝てた。」と言った内容のコメントをされていました。 自分を知ることが 勝利への道だったようです。 全くのボクシング音痴の私が 釘付けになってしまったすごい試合でした。 

さぁて、明日はナルちゃんの社会見学です。 まだ 少し喉のゴロゴロはあるのですが 今日もう一日家で大事をとって 明日は絶対行くんだ〜い!


2000年10月12日(木) [長年日記] この日を編集

_ ...ナルちゃん、動物園へ

ナルちゃんの風邪はひどくならずにすみ、とは言うものの、少々まだ喉のゴロゴロが取れずにいます。 でも今日は社会見学で動物園へ行く日。大丈夫、大丈夫と行くことにしました。 でも昨日まで学校を休んでいてあまり早い時間に出かけるのは可哀想なので ナルちゃんのペースに合わせて出かける準備をして 直接マイカーで動物園まで送っていきました。他のお友達は学校からバスで出かけていきました。 お天気が良く 鴨川沿いをドライブするのはとても気持ちが良かったです。 平安神宮のとなりの岡崎グラウンドではOL時代にバレーボールの練習に通ったし、京都市美術館の裏庭では中学時代にクラスメイトで缶蹴りをしたこともあるのです。 動物園は幼い頃に両親に連れられて 何回となく訪れ、ハルちゃんナルちゃんも数回訪れたことがあります。 いろんな想い出があちこちにあるのです。

動物園へ着くと担任の先生が入り口でちゃんと待っていてくださいました。 それではいってらっしゃい、と先生にお任せして私とNOBさんは帰りました。 せっかくここまで来たんだから本当は私も動物園でちょっと遊んで帰りたかったなぁ〜。

ナルちゃんはバスでみんなと一緒に学校まで戻りました。 学校へ迎えに行って今日の様子を尋ねると 調子良く過ごせて カバの「なるお」と写真を撮ったとか、 動物の変な泣き声に興味を示したとか、いろいろと楽しめたようでホッとしました。 今日は幼稚園児のちびっ子達が遠足でたくさんいたらしくて そのちびっ子達がナルちゃんの鼻から注入用のチューブを入れている様子を見て「どうしたん?何かあったん?」と質問してきたそうです。 それに対して ナルちゃんの先生は説明をしてくださったようですが そのちびっ子達にとって 今日一番心に残ったのは動物たちのことではなくて ひょっとしたらナルちゃんのことかもしれない...。 ちびっ子達にはちょっとした社会勉強になったのかもしれません。 お家でおかあさんに「あんなぁ、今日なぁ、動物園でなぁ、...」とお話しをしているかもしれません。もしそうだったら そのお母さんのリアクションが気になるところです。


2000年10月13日(金) [長年日記] この日を編集

_ ...天然酵母パンを焼きました

私が焼いた天然酵母のパン 先日友だちがホシノ天然酵母を持ってきてくれたので 初めて天然酵母のパンを焼いてみました。 酵母菌はすでに起こしてあるので 生地に混ぜて焼けばいいだけです。 でも イースト菌と違って とても時間がかかります。イースト菌だと焼き上がるまで約4時間ほどでしょうか、天然酵母だと10時間以上かかります。 でも 丁寧に行程をひとつひとつこなして行く間に じわじわとおいしさが増していくような気がします。 実際、イースト菌は物理的にふくらます働きがあるのに対し、天然酵母は時間をかけて発酵しながら小麦粉の成分をおいしくする働きがあるのだそうです。だから 味わい深いパンに焼き上がるんですねぇ。 今時は スピード時代、なんでもスピードアップが望まれますが ゆっくりじっくりというのも良いのではないかと思います。 さてできあがりはと言いますと、それが大成功なのですよ〜! ずっしり重くて ほのかな甘みがあっておいしかったです。 おもわぬおいしいチャンスをくれた友だちにサンキュ〜です。

今日はハルちゃんの修学旅行用の荷物をとりあえず段ボールに集め始めました。 雨用のポンチョも 4件目にしてやっと見つかり購入。自転車やさんにあるかと思いきや、ホームセンターの作業服のコーナーにあったのでした。 タオルの数も着替えの数もすごいことになりそう...、がんばるぞ〜!


2000年10月14日(土) [長年日記] この日を編集

_ ...届いたのはこれです

草花柄の茶器セット 藤吉憲典・作

届くのを心待ちにしていたのが草花柄の茶器とプレートのセットです。 落ち着いた色合い、可愛い草花柄、あまり実用的ではないけど愛らしい取っ手。 お茶を入れるも良し、お菓子を盛るにも良し、自由な組み合わせで使えそうなところがうれしいです。 この茶器でゆっくり ほっこりした時間を持ちたいというのが今のささやかな楽しみ...なのですがー...悲しいかな なかなかそんな時間が持てないのが現実です。 さて いつ、誰と、最初にこの茶器でほっこりひとときを過ごそうかなぁ...

よくよく考えれば明日は私の実家でお祭りがあり出かける予定です。 ハルちゃんの修学旅行の荷物は 当日手持ちの分以外は 16日に発送しなければいけません。 明日は荷造りしている時間はない...と言うことは荷造りは今日中にだいたい済ませてしまわなければいけないのです。 子ども達の就寝後、眠い目をこすりながらもくもくと荷造りに精を出しました。 忘れ物がないように、不便がないように、気を使いながら詰めました。 一目で何が入っているかわかるように 一覧表も作って...。 ちょっと疲れたぞ〜...。ふぅ...。


2000年10月15日(日) [長年日記] この日を編集

_ ...お祭り

毎年の事ながらこの時期は実家の氏神様のお祭りです。 秋の収穫のお祝いをすると言うことなのでしょう、親戚が集まり 食事をします。 今年も母とお嫁さんが腕を振るったお料理で私達をもてなしてくれました。 お料理と言っても昔から決まっていて まずはおぜんざい、小鉢、巻きずし、鯖寿司、そしてメインはかしわのすき焼きなのです。 昔からそうなのですが 最初におぜんざいとは、よくよく考えれば不思議ですよね。 私は幼い頃からこのパターンをずっと見てきているのでさほど違和感はなかったのですが ふと夫が指摘したので「そう言えば...。」と気付いたのでした。 たぶん昔は 飼っている鶏を料理することが最高のおもてなしだったのだと思います。でも多くのお客様をおもてなしするのにも限界がある...そこで 最初に甘いおぜんざいでお腹をふくらませ、さらにお寿司でもお腹をふくらませ 最後にご馳走のかしわのすき焼きにたどり着くときには おおかたお腹がいっぱいの状態にした...そんな計算があったのかもしれないですね。 そんなお話しもしながら おいしく頂いていると 子ども御輿が賑やかに表を通り過ぎて行きました。 子ども御輿に付いて歩いている大人の人たちはよく見れば 懐かしい○○くんやら、○○ちゃん。 もうすっかりお父さん、お母さんしている、けれど懐かしい面影はしっかりあって いくら親の顔をしていても 私はあなた方の小さい頃の事をいろいろ知ってるのよ...とちょっと「いけず」な事を思いました。 たぶん私もおんなじ事を思われているのでしょうけどね、お互い様〜。

たのしくておいしいお祭りも終わり、帰り道、夕焼けの空にいわし雲が見えていました。


2000年10月16日(月) [長年日記] この日を編集

_ ...発送が済んでやれやれ

学校へ二人を送り出した後 ハルちゃんの修学旅行用荷物の箱詰めの最終チェックです。 タオルはザッと40枚、バスタオルや 着替えが数組、紙おむつ、各天候に対応できるようにベストやパーカーなどの調節用衣類、500ミリペットボトル、ナイロン袋、などなどなど...。 お土産が入るように余裕を持った箱で送るように言われていたので 詰めているうちに箱の大きさは3段階くらいアップしました。 ようやく梱包を終えて近くの商店に持ち込んで宅急便をお願いしてきました。その足で当日の京都駅行き電車の確認と山崎駅での介助のお願いを済ませました。 山崎駅では階段を使うのに介助が必要ですが 京都駅ではほとんど介助無しで行けるようになっているようです。 数年前、...もう十年近く前になるでしょうか、東京に行ったときは在来線から新幹線に乗るまで そして東京駅に着いてタクシーに乗るまでJRの職員が介助をしてくださいました。 そのことを思うとずいぶん対応があっさりしたものです。 できるだけ人の手を借りないでも 自由に動けることはうれしいことです。 さてさて、手元から荷物が離れるとやっと気が楽になりました。 今度は当日の手荷物作り、着ていく服の準備、体調チェック、です。一番心配なのは 寝坊したり何かで手こずって予定の電車に乗り遅れるなんて事がないように...です。

学校の授業も ディスニーの音楽が流れ、ビデオを見、外での食事にも慣れるようにと 中庭にパラソルを立てての給食、と言った具合にディズニー一色です。いいなぁ、楽しそう〜。


2000年10月17日(火) [長年日記] この日を編集

_ ...木の優しさ

木のお玉 木のお玉がお気に入りです。食材にもお鍋にも優しいいところがいいです。 使った後はすぐに洗って乾かした方が良いのでちょっとだけ気を使いますが そうして慈しんで使うこともまた良いです。 真ん中の柄のところがくねくねとねじれているのは広島の伝統工芸品のひとつで桜材を使用されていて ひとつの木からくり抜いて作られています (有)安芸の木杓子 横畠工芸 の物。 使えば使うほど味がでてきそうな気がします。

さぁ、いよいよ明日からハルちゃんは修学旅行で東京へ行きます。 おもに東京ディズニーランドで楽しむ予定です。 今晩の雨が明日の早朝には上がるとのこと、ハルちゃんの体調もまぁまぁだし、あとは集合に遅れないようにだけ気を付ければ 良い出発ができそうです。 母はちょっと緊張...。


2000年10月18日(水) [長年日記] この日を編集

_ ...いざ出発!

昨夜の雨も早朝に上がり、いよいよハルちゃんは今日から2泊3日で東京へ修学旅行です。 朝ご飯を済ませて 着替えも済ませて 無事にNOBさんと家を出発しました。 「京都駅に着いたよ。」、とNOBさんから電話が入り、「間に合って良かった〜。」と一安心です。 実を言うと今朝に限って私は朝寝坊をしてしまったのでした。 何故かというと普段は使っていない目覚まし時計を昨夜にセットしたものの、なんだか時刻のセットを間違えていたようなのです。 6時に起きるはずが7時に...、焦りました〜! でも親の朝食が手抜きになっただけで ハルちゃんの体制にはなんら影響はなく、予定の電車より一台早い電車に乗れたので 大丈夫でした。 やっぱり 絶対に起きなければいけない何かがある時に 普段使わない目覚まし時計など使うものではないですね。間違いの素です。 京都駅の新幹線乗り場でハルちゃんを見送ってからNOBさんは帰ってきました。

東京は今日は木枯らし一号が吹いたそうです。北海道ではなんと初雪だそうです。 寒くなったんですね。ちゃんと温かい格好をしているかなと気になったり、時計を見ては今頃何処かな...と思ったり。 心配というのではないのですが なんとなく今何してるかな〜と気になりました。

無事に元気に送り出せてそ今日は満足な一日でした。


2000年10月19日(木) [長年日記] この日を編集

_ ...光明寺

昨夜は修学旅行中のハルちゃんの先生からはなんの連絡もなかったので 元気に過ごしているのでしょう。出発前に「よっぽどのことがない限り、連絡はしませんので。」と言っておられました。 と言うことは 連絡があればよっぽどのことなんだな、それも恐いなぁ〜。 「便りがないのが良い便り」なのです。その方がこちらも気が楽でいいです。

買い物に行って本屋さんを覗きました。 発売中のクロワッサンとメイプルに近くの光明寺の紅葉が紹介されていました。 観光名所として市内の社寺仏閣が紹介されるのは当たり前、でもこのあたりが紹介されるのはそうはないことです。 光明寺は広大なお寺で四季を通じてとても美しく、特に秋の紅葉は見事です。 雑誌に大きく取り上げられて うれしいやら 内緒にしておきたかったような、そんな気持ちです。 娘達の通う養護学校のお散歩や、歩行訓練のコースでもあるのです。 紅葉の時期には真っ赤なもみじの葉っぱをお土産に持ってかえってくれて ほんわかうれしい気持ちになります。

スコーン クロテッドクリームとオレンジカードをつけて

スコーンを焼きました。クロテッドクリームと アオハタオレンジカードをたっぷり添えて頂きました。 栗原はるみさんがスコーンの焼けてはじけたところが人の顔の歯に見えるとどこかで言われてから 私にもどのスコーンも歯を出して笑っているように見えておかしいです。


2000年10月20日(金) [長年日記] この日を編集

_ ...お帰りハルちゃん

今日は朝から雨降り。ハルちゃんが修学旅行から帰る日です。 ナルちゃんを学校へ迎えに行き、その足で京都駅へと向かいました。 京都駅八条口の駐車場はタクシーと一般車とでごった返していました。普段からこんな状態なのか、または雨降りなのでよけいに混んでいるのか?こんな状態では乗り降りのために車寄せに付けるのは至難の業、よっぽど運がよいか、強引でないと止められません。 こんな時、体の悪い人やお年寄りはどうすれば良いんでしょう?特に今日のような雨の日は屋根のあるところで乗り降りせざるを得ない方があるはずです。タクシーと一般車と分ければ この混雑は避けられると思うのですが。 とりあえず我が家の車は駐車スペースに止めて ハルちゃんご一行様が帰ってくるのを待ちました。 待つこと10分ほどで 見覚えのある顔が続々と黄色いプーサンの風船を手にして現れました。 最後の方に車椅子にのったハルちゃんが現れ、例に漏れず プーサンをひっさげていました。 駐車場スペースに止めていましたが ハルちゃんを載せたり荷物や車椅子を積み込んだりしないといけないので 車止めに付けました。運良くスペースが空いて、すばやくNOBさんがそこへ移動してくれました。 ハルちゃんの表情はちょと興奮が見て取れ、体も緊張気味でした。 先生から「とってもよく食べて よく寝はりましたよ。ミッキーやミニーにキスされても顔を触られても平気でした。」など 少し様子を聞かせてもらいました。元気に楽しめたことを確認できて安心しました。 でもでも、ハルちゃんたら、お父さんに抱っこしてもっらたとたん、ワーワー泣き出してしまいました。 きっと緊張の糸が緩んだのでしょう、いっぱいがんばっていたんだね。 帰りの車の中はおとなしくしていたのですが 家に帰るなりまたワーワー...。 だいたい普段から刺激をたくさん受けて興奮するとこういう状態になることが多いので 今回も覚悟はしていました。お父さんもしかたないな、といっぱい抱っこして付き合ってくれました。

お土産は明日届く荷物の中に入っているはずです。ちゃんと想い出になるお買い物ができたかな? 楽しみだわ♪


2000年10月21日(土) [長年日記] この日を編集

_ ...東京ディズニーランドのご報告

東京から帰ってきて一夜明けたハルちゃん、今日もご機嫌はよろしくありません。 心も体も充分休まるまで仕方ないです。

おみやげに囲まれるハルちゃん ハルちゃんの旅行中の荷物が届きました。お土産もたっぷり入って。 「わぁ、可愛い〜、これいいわぁ〜。」と喜ぶ母でした。

旅行中のハルちゃんの様子は先生がお忙しい中、書き留めて置いて下さいました。 抜粋ですがちょびっと以下にご報告しますね。

...と書きかけたのですが メチャ長くなりそうなので 新たにページを作ろうと思います。 しばしお待ち下さいませ。


2000年10月22日(日) [長年日記] この日を編集

_ ...おばあちゃんちへ

今日の午前中は比較的 ナルちゃんはおとなしめ。最近、自我が強くなったというか、自己主張が強くなったというか、はたまたどこかが痛いと言っているのかも知れませんが とにかく グスグズ言うことが多く、本当に手を取られていました。 でも今朝はそうでもなくて とっても穏やかな時間が流れました。 当たり前のことかも知れませんが 簡単ながら朝ご飯の用意がちゃんとできて 洗い上がった洗濯物を午前中に干すことができました。 こんな事がとてもうれしくて シアワセに感じます。

午後はおばあちゃんちへ行きました。 ハルちゃんの修学旅行の報告と 一人一個ずつのクッキーのお土産を渡しに。 おばあちゃんは ハルちゃんが元気に修学旅行に行けたことをとても喜んでくれました。 姪っ子のノンチャンもお土産のクッキーをおいしそうに食べてくれました。

おばあちゃんちの 庭にはまだ青い金柑の実がたくさん付いていました。 黄色く色づいたらそのままパクッと食べたり お砂糖漬けにしたりするのです。 確か風邪や咳に効いたと思います。 食べ頃になるのが楽しみです。


2000年10月23日(月) [長年日記] この日を編集

_ ...ナルちゃんの寄宿舎体験

今週、ナルちゃんは養護学校の中にある寄宿舎に入舎体験をします。 でも 寄宿舎の体験は初めてと言うことと、いろいろ身体的にも心配なことも多いので 宿泊はしないで 下校後に寄宿舎で過ごして 日によってはおやつを食べて帰ったり、夕飯を食べて帰ったり、水曜日には中休みをとったりしながら一週間を過ごそうと言うことになりました。 まずは 場所と、先生方になれるという目的です。

今日は下校後、寄宿舎の部屋に入って寄宿舎の先生数人とナルちゃんの担任と私と本人とで過ごしました。日頃の注意点などについて話しました。 ナルちゃんは寄宿舎の先生に抱っこしてもらいながら 時々泣いては 気を紛らわせてもらって落ち着いたりを繰り返していました。 「泣く」と言うことは何かを訴えているのでしょうが 的確に理由をつかむことができず歯がゆい思いをしました。まぁ まずは寄宿舎と言う場や 先生に慣れていないことが考えられます。 なんとか 落ち着いてから水分補給をして今日は帰りました。 まだ 寄宿舎の先生ともぎこちない関係...と言った感じかかな。 まぁ初っぱなかなうまく行くはずもないし 経験を積み重ねることで慣れていけると思います。 明日は夕飯までチャレンジしてみようと思います。


2000年10月24日(火) [長年日記] この日を編集

_ ...寄宿舎体験2日目

昨日、ナルちゃんは寄宿舎でおやつを済ませて家に帰りました。寄宿舎体験の軽いウォーミングアップと言った感じ。 今日は一歩進んで 夕飯を済ませて帰ることにしました。 いつもなら3時お迎えですが、今日のナルちゃんのお迎えは夜8時〜9時頃でいいと言うことなので ハルちゃんは今日はスクールバスで帰ることにしました。と言うことは いつも2時45分頃には迎えに出かけるのですが ハルちゃんが乗ったバスが最寄りのバス停に来る予定時間が3時43分なので 3時35分頃まで家で過ごすことができます。 いつもよりちょっとゆっくりできる上に近くまでスクールバスが来ます。うれしいこと!

ハルちゃんのお迎えにバス停まで行くと バスがいつもより10分ほど遅れていました。日頃バスに乗らないのでこの程度の遅れはあるのか、非常事態なのか、判断に困りとりあえず学校に電話して聞いてみました。すると「遅れていますので..」とのこと、その後3分ほどしてからスクールバスが見えてきて ホッと安堵。実は数年前に、バス停に迎えに行くのが遅れてしまって ハルちゃんはバスの巡回コースを一周して4時半に学校へ戻ってしまうという、そんな事件があったので 来るべきバスが見えると「良かった...」と思うのです。 先生に抱っこされて「ただいま〜。」と降りてきたハルちゃん、「おかえり〜。」と声をかけると満面の笑みで 「おかあさん、今日も楽しかったわぁ〜。」と言っているようでした。 「ありがとうございました〜。」とバスを見送り、家に帰りました。

いつも夕飯の準備中に邪魔をしてくれるナルちゃんは寄宿舎。 ハルちゃんはお昼寝中...と言うことで家事がはかどる、はかどる。 夕飯には久々に魚介類のパエリアを作りました。今回は前とは違うレシピで 魚介類は炒めて、炊きあがったご飯に後から載せる方法ですが イマイチ...。やっぱり一緒に炊き込んだ方がおいしいのでは?と思います。でもルクルーゼのイエローのお鍋で炊いたので 色がとても綺麗でした。(綺麗だから良いという物でもないが)

さあて、8時過ぎにナルちゃんを迎えに寄宿舎へ3人で出かけました。 寄宿舎へ行くと、お友達がハルちゃんの姿を見つけ「あ、ハルちゃんや〜。」と賑やかに声をかけてくれました。奥の方に先生に抱っこされたナルちゃん。調子はまぁまぁのようでした。夕食も無事に終えて「さつまいもご飯をよく食べた。」とのこと。みんなと一緒に賑やかな中で過ごせたようです。 表情も良くてそれなりに 新しい経験を楽しんでいる様子。 良かった、良かったと寄宿舎を後にしました。

夜中12時頃、ナルちゃんがグズグズ言い始めました。少しお腹が張っているようです。 絞り出すような声で泣いているので ちょっとこれはあやしい感じ...。お腹が痛いと私は見た...。 イヤな予感...。しばらく様子を見ます...。


2000年10月25日(水) [長年日記] この日を編集

_ ...イヤな予感は大当たり

昨夜はお腹が張って泣き出したナルちゃん。そんなにカチンコチンではなかったのですが やはり泣き方は苦しそうで痛そうで...。 こんな時はまず浣腸。でもスッキリしないようで機嫌はいっこうに良くなりません。そのうち、腹圧が上がっているためでしょう、嘔吐を数回繰り返しました。最初は嘔吐物がありましたが 何回も吐いていると泡みたいなものしか出てこなくなり そのうち茶色い血液まで出てきてしまい 「お願いやからもう吐かんといて〜。」と祈る気持ちで見守っていました。 苦しそうで なんとしてあげたくて お腹や背中をマッサージしたり お腹の動きを促すツボ(足の三里や合谷など)を刺激してみたり...。 腸がゴロゴロと動く音は聞こえているのですが オナラが出ないことにはこの苦しさは治まりません。 いっこうに様子は良くならないうちにだんだん外は白々と夜が明け始めました。 6時頃になって 叫ぶような泣き方になり蠕動運動が盛んになってきたらしく動くと痛みが伴うようです。そのうち数回オナラが出始めました。あぁ、待っていました!やっと出てくれたナルちゃんのオナラ...。 こんなにオナラがありがたいと日頃は誰も思わないでしょう。 もう手を合わせて「感謝!」の気分です、ホントに...。 やはりだんだんと楽になってきたらしく泣き方も穏やかになりそのうちグッスリと眠ってしまいました。

もうすっかり朝...。 熱はなんと39度7分!どうやら風邪のようです。 ハルちゃんを学校へ送りだしてナルちゃんを病院へ連れて行きました。 血液検査と点滴をしました。この時はお腹の張りはすっかり取れてペッチャンコでした。 主治医の診察を受け、おそらく風邪でしょう、とのことでした。 普段緊張の強い人はお腹の動きも悪いそうです。また 今回は寄宿舎入舎という新しい経験をして私たちが思っている以上にナルちゃんにはストレスだったと言うことも合わさって このような状態になったかも知れないと言うことでした。 そういえばねぇ...二日前にくしゃみを何回も繰り返していたのです...。 ナルちゃんはちゃんとくしゃみで調子が悪いぞとサインを出していたのに 私は軽く考えてしまっていました。注意が足りなかったなぁ...。 主治医は様子を見るために入院をした方が良いような口振りでしたが 「一日猶予をあげます。」と言って頂いて明日もう一度診察を受けることになりました。

その後も お腹の調子は元に戻ったようなので 少しずつ水分や お腹に負担の少ないものを入れはじめました。熱も少しづつですが下がってきたようで なんとか、落ち着いてきました。 このまま 良くなっていきますように...。


2000年10月26日(木) [長年日記] この日を編集

_ ...病院へ

今朝は風が強く、ビュービューと音が聞こえるほど。 まるで真冬の嵐のような風が吹いていました。

昨夜、ハルちゃんは一晩中、楽しく笑いながら起きていたらしい...。 そう言えば「今日のハルちゃんは笑い虫...」と昨日の学校の連絡帳にも書かれていました。 それをそのまま引きずってしまったようです。 早い目に判断して 睡眠鎮静剤を使えば良かったのに タイミングを逃してしまいました。 このままでは 今日一日ハイテンションで ますます調子を崩すと困るので 朝からエスクレ座薬をしました。学校はオヤスミです。 座薬でおとなしくはなったものの、いつまで経っても眠る気配はありませんでした。 それなら、と、ナルちゃんの診察に一緒に行って 今月の定期診察を済ませることにしました。 ナルちゃんは昨日、39.7度の熱を出し、解熱剤の座薬を一度しただけで高熱には上がらずに済んでいます。そうは言っても 38度あたりをウロウロしているのでまだ油断はできません。 診察ではナルちゃんのお腹の方はなんとか治まっているので一安心と言ったところです。 ハルちゃんも昨夜は寝られませんでしたが 特に心配な様子はありません。 いつものお薬を処方していただいて帰りました。

午後からハルちゃんはやっと眠ることができました。 眠る事ができれば ハイテンションも落ち着くでしょう。 今夜はちゃんと寝てくれるかな...?頼むよ、ハルちゃん...。


2000年10月27日(金) [長年日記] この日を編集

_ ...考える...

ナルちゃんの熱は38度あたりをウロウロ..。 でももう上がるような気配はありません。ボチボチ下がっていくでしょう。 ハルちゃんは夕べは お薬を使ったのでグッスリ眠れたようです。 でも今朝は起きられなくて 今日も学校はオヤスミとなってしまいました。

ナルちゃんのお腹。 今回もおそらく風邪のせいで動きが悪くなって張ってきたんだと思います。 そもそも筋緊張が強いために空気を飲みやすかったり、腸の動きが良くなかったりするところへ風邪をひいた、その上に寄宿舎体験というストレスがナルちゃんのデリケートな心と体にのしかかった...で、あのようなことに...。 でもこれだけかな...? 日頃の私のイライラがナルちゃんに知らず知らずのうちに何かしら、目に見えない重圧をかけてしまっていたのではないかと ふと思いました。 睡眠不足、日頃の慌ただしさ、自由になる時間の少なさ、その割に私はやりたいことがいっぱい..。 子どもというのは親の微妙な感情の起伏を 敏感に察知するものだと思います。 私もきっとイライラモードにはまりこんで、イヤな空気みたいなものを子ども達に発していたのかもしれません。それをナルちゃんは敏感に感じ取って サインを出していたのかも...。 ちょと考え過ぎかも知れませんが どちらにしても私がイライラしているのは家族にとって良いはずがありませんから これは心してなんとかしていきましょう。

今回の問題も含めてナルちゃん自身のいろんな身体的な問題については すべて筋緊張が諸悪の根元だと感じます。特効薬があるはずもなく、良い治療法があるはずもなく、これはもう、日頃のコツコツと積み重ねていく訓練しかないのです。やはり根気よく続けているお子さんは例え重度の障害があっても どこかしら、その子なりの安定した体調や体の基盤を感じます。 やっぱり訓練を続けなくちゃ、良いと思えることはコツコツと続けて行っていくことが一番大事。 いろいろ考えた末には いつもココにたどり着くのです...。 あとは「実行」です。


2000年10月28日(土) [長年日記] この日を編集

_ ...雨

雨降り。寒くなりました。これからどんどん冬になっていくのですね。 ちょうど過ごしやすくて良い季節って あっという間...。

ナルちゃんの熱は37度台になりました。もう大丈夫だと思うけど、油断はしないようにしなくちゃ。


2000年10月29日(日) [長年日記] この日を編集

_ ...模様替え

...と言うほど部屋の中が変わったわけではないけれど、役に立っているような、いないような棚があったのを整理してどけてしまいました。 要るものと要らないものもちょっとは整理できて よかった〜。なんと言っても 棚を取り去った後のスペースの広いこと! 案外場所をとってしまっていたようです。 この空いたスペースには3人掛けくらいのソファを置くつもりです。 そこで子ども達をテレビを見たりお茶を飲んだりと、ゆっくりくつろぐコーナーにしたいのです。

他にも部屋の中をぐるりと見回すと なんとか整理してスッキリさせたいところがあちこち...。 我が家には子ども達のための座位保持装置などで結構場所をとってしまっています。 これは必要なものだからしかたないけど 他のものをなんとか移動したり処分したりしようかと あれこれ思案中です。 物を少なく最小限に留めて スッキリ暮らしたいと思うのですが 現実は 物があふれてしまっています。がらくたのような要らないものでも 思い入れがあると処分できないですね。特に子どもに関わる物はそういうたぐいの物が多くて困ります。

とりあえずは ソファのスペースができました。どんなソファを置くか いろいろ想像してしばらくは楽しめそうです。


2000年10月30日(月) [長年日記] この日を編集

_ ...寒くなりました

いつも翌日に子どもに着せる服を一通り準備しておくのですが 昨夜は眠くてたまらないので何も順備せずに寝てしまいました。 そのために今朝はとても慌ただしく準備をしました。 その辺にあった服を適当に着せて送り出したのですが 今日はわりと冷えました。 しまった、もう少し暖かい服装をさえておけばよかった...と反省。 慌てるとダメですね、何事も余裕を持ってかからなければけません。慌てると事故のもとですから。これは何度か経験済み...。

ナルちゃんは久しぶりの登校となりました。やはり学校は楽しいようです。家にいるときのようにはグズりません。いつも何か楽しいことが回りにいっぱいあって 充実しているようです。うれしいことです。


2000年10月31日(火) [長年日記] この日を編集

_ ...お〜、おそろし!

昨夜1時半頃でしょうか、寝ていると地震がやって来て目が覚めました。 かなり大きな地震でとても長く感じました。私は思わず隣で寝ているナルちゃんに覆い被さりました。 ナルちゃんは何事が起こったのか?と少し目覚めてウ〜ンとおこっていましたが またすぐに眠ってくれました。 あ〜、恐かった...。どこかで大きな地震が起こっていなければいいけど...と思いながらまた眠りました。ハルちゃんは地震の直前にパチッと目を覚まして 地震が収まるとまた眠ったようです。 ハルちゃんって予知能力があったりして...。

ナルちゃんは今日また熱が38.3度あったので 学校はオヤスミ。 ひどくなりませんように...。