2015年01月09日(金)
[長年日記]
_ 2015年 あけました。
新年早々、この辺りでは珍しく大雪となりましたが、穏やかに新年を迎えたわが家です。
元旦は簡単なお節、お雑煮でお祝いした後、近くの離宮八幡宮へ初詣に出かけました。 「1年、ありがとうございました。今年も皆が元気で仲よく過ごせますように」
お天気がよければ散歩でもしたかったのですが、あまりにも寒くてそそくさと帰宅。 年賀状を見たり、ゆっくり過ごしました。
二日は夫の実家・・お隣ですが・・へ。 三兄弟家族が集まって お昼から夜までご馳走になったり、最近恒例になった輪投げ大会で盛り上がり、賑やかに過ごしました。
3日は私の実家へ。
お鍋を頂いたあと、いつの間にかネイルごっこ。
姪っ子がネイルアートをしてくれました。
夫も初ネイルにご満悦。
どんどんエスカレートしてへんてこりんなキャラクターが描かれ、いつしか、愛着が湧いて 「ピエール」「キャサリン」・・いや違った「リリアン」だった・・と命名されました。
初仕事の5日までこの爪で過ごしていました(^^)
4日は京都市内へ。
兼ねてから気になっていた円山公園内の「いもぼう」でお昼ご飯にしました。
海老芋と棒鱈の煮付けがメインですが よく味が染みて柔らかく、美味しくいただきました。
食事の後は八坂神社へお参りに。
メディアなどでよくある、四条通から見た八坂神社は西門だそうで、西門から少し下がった所にある正門からお参りしました。
そして境内にある「美御前社」をお参りし身も心も美しくいられますようにと、鳥居横にある「美容水」をパシャパシャと浴びて参りました(^^)
八坂神社を出て、錦市場~大丸~地下のイノダコーヒーへ寄って帰りました。
1年の計は元旦にありと言いますが 年始めに思ったこと・・。
毎日○○をする、 ○○をやめる、 ○○を心がける・・など、思っていることはいろいろあります。
ふまえて、私はこれからどこへ向かっていきたいのか? 無我夢中だった日々を過ごしてきて、今はまだ後片付けをしているような、そんな感じからぬけられません。
でも、ひとつ思うのは 後悔しなくていいように私の大切な人達には真摯に向かい合って生きていきたいと言うこと、想いは伝えていきたいということ。 「ありがとう」「ごめんね」「いってらっしゃい」・・そんなささやかな言葉でさえも言えなくて後悔することがないように。
そして、今は二人きりの家族になってしまったけど、二人で寂しさに負けないで夫には幸せだと思って欲しい。 おいしいご飯とか 温かい空間とか、まるで新婚さんのセリフみたいだけど(*^_^*) そんなさもない事から社会生活の基盤である温かい家庭を作り上げるのが私の今の役目かと。 そこからまた何かが見えてくるかも知れないし。
きちんと暮らしていくこと、それがまた娘たちの供養になるのかとも思います。
試行錯誤の1年になるかもしれませんが、精一杯生きた娘たちに負けないように、私たちも精一杯の日々を過ごして行きたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2015年01月10日(土)
[長年日記]
_ [ライブ]わたなべゆうさんの新春ライブ♪
ゆうさんの今年初のライブは茨木市「カフェなかちよ」さんでした。
いつもと違うレイアウトでゆうさんはキッチンを背にして演奏。 なかちよのおふたりも今日は客席で一緒に楽しまれました。 (キッチン内にいるとお客様の視界に入るだろうというご配慮だそうです。)
ルパンから始まってアンコールのガーベラまで全13曲。
あさひいろのカーテン、Good Morning My Sun、は軽快な感じで元気な朝を迎えられそうですね。
Letters to parents、はとっても優しい曲。サビの所で、親への、また親としての想いも頭の中を駆けめぐりました。
予告のあったビートルズナンバーは4曲。 In My Life、Across the Universe が良かったです。
Airblanket、ガーベラ(今日は生音)は とてもとても優しくて涙が出ました。
お客様に飽きずに楽しんでもらえるように・・とそんな心遣いもたくさん伝わってきました。
これからまたどんな曲を聴かせてもらえるのかなぁ~。 今年のライブも期待いっぱい、楽しみです。
今日は写真が上手く撮れなくて、最後に撮らせてくださいとお願いして撮った1枚。 こんな感じも いとをかし(「可笑し」じゃないよ、「趣がある」の、をかしです・・可笑しでもいいっか・・(^^;))
今日のなかちよさんのご飯。いろいろ盛りだくさん。
ライブ後のコーヒーを頂くのも最近の楽しみとなっています。
コーヒーをいただきながら みなさんとの談笑も楽しかったです。
とんぼ作業所の方とも繋がりができました。
楽しい時間はあっという間・・。 あー、楽しかった、本当に楽しかった♪ 今年の初っ端のライブ、イイ感じで楽しめて、ホント、嬉しいです。 ありがとうございました。 また次回も楽しみにしています。 ゆうさん、なかちよさん、出会えたみなさんへ(^^)
2015年01月11日(日)
[長年日記]
_ のこり福
午前中は、三泊四日のショートステイ中の母の所へ。
お正月の楽しかった話や 近々の予定のことなど とりとめない話をしているうちに、声にも話し方にも張りが出てきたし、大きい声も出てきました。 声をしっかり出してお話しすることって大事なんですね。 調子良く過ごせているようで安心しました。
夕方から京都恵比寿神社へ親戚でのこり福を頂きに行って来ました。
参道はたくさんの夜店が出ていて 誘惑の香りがいっぱい。 心躍る賑わいでした。
帰り道、小雨で道路が濡れていたせいか、小走りした拍子にこけた・・。 膝は破れるし、すりむくし、軽い捻挫状態だし・・。 お参りにした帰りにこれって、なんで?
「それは福につまづいたんですよ。」とありがたいお言葉を書けて下さる方が。。。
そうですね、そうです、そうです、そうに違いないですね(^^)
2015年01月12日(月)
[長年日記]
_ 映画を観ました
映画「うまれる ずっと いっしょ。」(映画『うまれる』シリーズ)を観てきました。
「命」は「輝くもの」 そして「はかない」。 命を輝かせてくれるものは 愛する人、家族。 幸せや愛し合う家族は 勝手にやってくるものではなく努力して作り上げていくもの。 命は強いけれど、はかないもの、だから今ある命を精一杯生きる・・。
3つの家族を観ながら たくさんの事を感じました。 ・・・人と人との関係は建前、型式ではなくて「実」・・愛する気持ちや真心で強く結ばれる。 幼い子どもも ちゃんと人として向き合える力を持っている。誠意を持って向き合うことでしっかり繋がれる。 ・・・命は成長し続ける、たとえ重い障害があっても同じ。 そして勇気ある行動によって まさかと思っていたことが可能になり世界が広がる。 ・・・悲しみは時間が解決してくれるものか?ここにじっと留まっていては何も変わらない、行動を起こすことで変わっていくことができるし たぶん天国の大切な人もそれを喜んでいる? ・・・亡くした人に対して後悔すると言うことは それだけ愛していたと言うこと。 ・・・「もっと好きだよと、愛してると言ってあげればよかった」・・etc
映画からたくさんのメッセージを受け取りました。 生きるとか死ぬとか言うことは とっても大切な事なんだけど、人は見失いがちだし、忘れたり、遠ざかったりするものです。 だから このような映画を通したりしながら、折に触れて考えることが大切だと思います。
生と死を知ることは よりよく人生を生きることなのだと思います。 あと、「笑顔」は力になります。常に忘れたくない。
うまく書き尽くせませんが、お近くで機会があればぜひご覧いただきたいと思いました。
また第1作目の「うまれる」の方も観ようと思っています。
・・あらかじめ予告などを観て、絶対タオル持参だとか、マスクとグラサンも要るなとか、そんなことを考えていましたが なんと行ってみて気がついたのはタオルどころか、ハンカチすらバッグに入っていなかった・・しまった、忘れた!(>_<) 仕方なく、止まらない涙は何枚ものティッシュで拭いました。 みなさんはどうぞ、ハンカチ、タオル、ティッシュ、などお忘れになりませんように(^^)
2015年01月13日(火)
[長年日記]
_ [はるなる] きのう観た「うまれる ずっと、いっしょ。」ですが・・
昨日は悲しみを共感する涙、切ない涙をいっぱい流しましたが、一夜明けて今日はなぜかとても清々しい想いです。 冷静になって思うと、たぶん紹介されていたそれぞれの家族が、大変な想いの中でも 愛情に満ちあふれ、生きることに全力投球だったからだと思います。
奥さんを亡くされた旦那さんの涙が切なくて切なくて・・。 「もっと、好きだよと、愛しているといってやれば良かった・・」と。 でも少しずつがんばって前を向いて行かれます。
血のつながりの無い子どもさんを持つお父さんの懐の広い愛情。 また、5歳の子どもさんが大人と向き合うことの出来る力を持っていると言うこと。
重い障害を持つご両親の笑顔の力と自然体。
なんだかねー、春菜と成美ともう一度、無我夢中で暮らしたくなってきた・・。
予告だけでもぜひ、ご覧くださいね。
2015年01月15日(木)
[長年日記]
_ [ライブ]「アキドリ」presents きみとぼくとミュージック2015新春
ゲストはワライナキ。 アキドリもワライナキも男女のユニット。
アキドリはいつも聴くたびに胸がいっぱいになります。 熱い思いがいっぱいこちらまで伝わってきます。 ギターを置いて、歌ったハルちゃんの「野良犬のバラード」が胸を打ちました。 いつもにない(?)気迫が伝わってきてカッコ良かった! あきのちゃんのしっとりで切ない歌い方もきれいだったし、相変わらず、ピアノの上を蝶が舞うような弾き方がとっても可愛くて、そして力強くもありました。
ワライナキの優しくて強い歌の力に惹きつけられました。 歌の力もさることながら、お笑い力も素晴らしい! しまちゃんも、だいちゃんも、それぞれに置いて、たくましい! ぜひ、生で体感していただきたいです(^^;
どちらも いろいろあるけどガンバッテ生きていこうと思わせてくれる歌。 そしてそれぞれの個性ある天然な感じも、強烈な感じもすべてひっくるめてとっても楽しかったです♪
アキドリもワライナキも いつも聴いているわたなべゆうさんと繋がっていて、そんな大好きな人達の音楽にこんな風にたくさんに触れることができて、なんて嬉しいことなんだろうとしみじみ思います。
音楽の力ってすばらしいなぁと思えたライブでした。
・・・
そして そんなワライナキのおふたりが わたなべゆうさんと共に 復興支援ライブです。
3月7日(土) 長岡京市中央生涯学習センター (バンビオ1番館内) 開場18時30分~ 開演 19時00分~ チケット 1000円(小学生以上)
チケットはワライナキ・わたなべゆう 各ライブ会場にて手売り販売。 この収益から経費を除く全額を義援金とされます。
主催:ワライナキ復興支援ライブ実行委員会 http://warainakisupport.web.fc2.com/
- 私のご近所さんの方は私の方にお問い合せ下さっても結構です。
私は今まで、バンビオや町家で行われたこの復興支援ライブに3回、行かせていただきました。 ワライナキさん、わたなべゆうさんの 優しく美しくあたたかい音楽はこの主旨のライブにピッタリだと思いました。 また、町家のライブでは福島の方のお話しも聴かせていただくことができました。 今、また新たに考えるきっかけとなるライブになると思います。 ライブに参加することで、一緒に復興の応援をしましょう。
2015年01月17日(土)
[長年日記]
_ この日に・・。
阪神大震災の起こった時間、午前5時46分に合わせて黙祷しました。
わざわざこの時間に合わせて起き出して黙祷するのは20年目にして初めてのことでした。 なんとなく・・、そうしてみました。
私の友達、知り合いも黙祷すると言う意志を確認していたので、まさしく今、この同じ空の下で同じ想いで祈りをささげているんだなぁと思うと共感と人の温かい繋がりを感じました。
と、同時に20年前にこの暗闇の中で巨大地震が起こり、この冷たい空気の中で人々が恐怖におののいたと思うと どんなに凄まじい状況だったろうと泣けてきました。
この感情はきっとこうしてこの時間に起き出して、この暗闇の中で黙祷したからこそわき上がってきたんじゃないかと思います。私の場合はね。 ちょっとでも近づこうとすることって大事なんだなぁと感じました。
「どうか、魂が安らかでありますように。二度とこんな災害がおこりませんように。人々が平和でありますように。」
そう祈ると共に、人は賢いですからこんな凄まじい経験までも力にしながら 智恵をはたらかせ工夫を重ね、命を尊びながらしたたかに生きていきたい・・。
すべてを無駄にしないように・・。
2015年01月18日(日)
[長年日記]
_ [ライブ]カフェ アニィーにて わたなべゆうさんのギターレッスン&ライブ
桃谷のカフェ アニィーでわたなべゆうさんのギターレッスン&ライブでした。
レッスンは一人ずつ、弾けるところまで発表!というなんて緊張する時間!! 緊張するけど、先生も生徒さん達もとっても温かい感じで、参加しやすいレッスン。なので初心者の私も安心して参加できるのです。
上手な人のギターを聴くのは自分の悪いところがよくわかってとても勉強になりました。 私はもっともっと練習しなくちゃ・・な出来でした(^^; 雑・・な感じだったかなぁ・・。 まぁ、それ以前の問題点もたくさんですが。 もっと丁寧に弾こう。がんばろう~。
ライブは一部と二部とに分けてたっぷり聴かせてもらいました。 最近は色々様々なレパートリーを盛りだくさんに弾いてくださるので、とても楽しいです。 毎回、一曲として、退屈しない楽しさ。
一度だけライブで聴いたことがある「しろくま」を久しぶりに聴きました。 やっぱり、CDとはまた違って、生の演奏は迫力があっていいですね♪
岡山からの帰りのライブでお疲れだったと思いますがいつものように楽しさとコミカルな感じ満載でした♪
アニィーのご飯はナシゴレンをいただきました。 おいしかった、 ごちそうさまでした。
今日も楽しいひとときでした、ありがとうございました(^^)
2015年01月20日(火)
[長年日記]
_ [ライブ][はるなる]「とんぼコンサート2015」
もう、今週の金曜日の話ですが、茨木市障害者福祉をすすめる会「とんぼ」さん主催「とんぼコンサート 2015」で わたなべゆうさんが演奏されます。
少し前、わたなべゆさんのライブの席で「とんぼ作業所」のスタッフの方とお話しすることができました。 とんぼさんの施設のことや、このライブのこと、わたなべゆうさんとのつながり、そして私の娘たちが乙訓ひまわり園でお世話になっていたこと、 ひまわり園にもわたなべゆうさんが3回演奏に来て下さっていることなどでお話しがはずみました。 11月には恒例のひまわりフェスタがあるので日時が決まればまたご連絡するお約束も。 交流することでお互いいろんな情報交換ができたり、アイデアが浮かんだりできたらいいですね。
今週の「とんぼコンサート」はわたなべゆうさんのすてきな音楽を楽しみつつ、この機会に茨木市で活動している「とんぼ」のことを知ってもらい、障害者への理解が広がって行って欲しい、また「障害者権利条約」を紹介したい、とのことです。
いい広がり、いい繋がりが出来ていきますように。 理解が広がりますように♪
¥2500 ※障害のある方、中学生以下¥2000 18:00OPEN 18:30START ご予約&お問い合わせ→watanabeyuumaru@yahoo.co.jp
2015年01月21日(水)
[長年日記]
_ [はるなる]春ちゃん
春ちゃんの月命日。 5年7ヵ月。 一緒にいた時がどんどん過去になっていくのは淋しいものです。 でも、今もきっと一緒なんだと思う。 ・・そう思おうとしてるかもしれないけれど。 そうでありたいです。
大きなお目々。トレードマークのピンクのメガネ。 生後7ヵ月で白内障がわかって、10ヵ月で手術をして、それからコンタクトレンズで生活しました。 「0歳から」コンタクトレンズ・・。
人にコンタクトレンズを入れたり外したりされるのって怖かっただろうなぁと思います。 いつもその時は泣き叫んでました。 大きなお目々から大粒の涙がポロポロこぼれるのは「せつな可愛」かった。
中学部の修学旅行を機に、メガネに挑戦してみたら意外とすんなりいってそれからメガネに。
だからピンクのメガネをかけた女の子に遭遇したら胸がいっぱいになります。 春ちゃんのお顔を思い出すし、小さい子がメガネをかけるって、きっといろいろ葛藤とかあったんだろうなぁと思うから。 それっぽっちのこと、大丈夫さ、なんてことないよ、人生は楽しいことがいっぱいだから、がんばれ! って。言ってあげたくなる(^^) いろいろあるだろうから、なおさらそう言ってあげたい。
ほんで(^^)
今日はシフォンケーキを焼いて春ちゃん成ちゃんに食べてもらいました。 ふっわふわ。。 外国のおみやげのベリーの紅茶(茶葉)を混ぜ込んで焼きました。 甘酸っぱいいい香りが漂いました。
2015年01月22日(木)
[長年日記]
_ [はるなる]命はずっと輝く
春ちゃんが養護学校でお世話になった先生からメールが来ました。(今は退職されています。) 先生は近々、日頃練習されていることをステージで発表されるのですがその席に私も行かせていただきます。
その先生からのメールは
「今、私が教室で最も仲良く励まし合っているのが、Aちゃんという人で す。 1月初めに、彼女に「私のお客様を紹介するね」と(注1)週刊女性の記事と (注2)長岡2中の生徒にお母さんが話された原稿、最近の「ママのページ」のコ ピーを渡して別れました。 すると彼女からすぐにメールが届きました。 「春菜ちゃんの資料ありがとうございました。駅の電車待ちに読みはじめた のですが、電車を何本も見送り駅で全部読みました。泣いてしまいまし た。マスクの中は鼻水だらけです。」 それで私が「ごめんね」という言葉を入れて返事を送ったら「いいえ。愛情 に溢れていて読み終えたら幸せな気持ちでいっぱいでしたから良かったで す。」
と言うものでした。
これを読んで涙が滝のように流れました。
「あぁ、春菜は生きている」と思いました。 私の知らない方の心の中に春菜が存在している・・。 先生は春菜に光を当てて輝かせてくださった。
先生がスペインに行かれたときも スペインのお友だちに写真や書き物などで春菜の紹介をしてくださっていました。 私が知らないうちに春菜はスペインまで行っていたのです(^^)
先生の深い愛情を感じると共に、命はずっと輝けると思いました。 親としてこんなに嬉しいことはありません。
きっと誰もが 命ある時も、空に召された後でさえも輝けるんだと思いました。
先生が春菜を輝かせてくださっているのに私は・・? 何かをしなくちゃいけないのか、しなくてもいいのか、正直よくわかりません。 でも、 子ども達との盛りだくさんの日々の暮らしのことを思い出話として、また私たちが感じてきた事をメッセージとしてこんな場所をお借りしてちょこちょこっと書ければいいなと思います。
何かを伝えて行けたらいいなと。
・・・今日は先生からのメールや ネット上でのお友だちの投稿で 泣けるお話しばかりです。 こんな日ってあるんですね。 昨日は春ちゃんの月命日だったし、春ちゃんが愛のキューピッドみたいに茶目っ気いっぱいで愛を振りまいているように思えてなりません。
(注1)週刊誌の記事・・・2000年1月1日号の「週刊女性 ヒューマンドキュメント がんばれ!小さな戦士」のコーナーに紹介されました。 当時は取材を受けるかどうかでずいぶん悩みましたが、なんでもいいから知ってもらえたら嬉しい!と言う気持ちでお請けしました。記者の方がとても理解のある方だったので結果、良かったと思っています。
(注2)長岡2中の生徒にお母さんが話された原稿・・・「お母さん」とは私のこと。長岡第二中学校二年生のみなさんに 私たちの子育てを通して感じてきたことをお話しさせて頂いた時の原稿。
2015年01月23日(金)
[長年日記]
_ [ライブ][はるなる]「とんぼコンサート2015」にわたなべゆうさん
茨木市障害者福祉をすすめる会「とんぼ」主催「とんぼコンサート」でした。 演奏はわたなべゆうさん。
演奏の前に、とんぼ作業所さんから作業所のこと、めざすこと、利用者・保護者の皆さんの胸の内・・などをビデオで聞かせていただきました。
端的にまとめられていてとても分かりやすいお話しでした。 特に、利用されている方の生の声はとても切実にこちらに届きました。 やはり、親亡き後の暮らしは当人にとっても親にとっても一番の不安です。 そして、だんだん年を重ねていくことで起こってくる体の不具合にどのように対応していくか、どこに暮らしの基盤を置くか・・などそんな心配を抱えて居られる事がよく伝わってきました。
茨木市だけでなく、各地で抱えておられる課題だと思います。 地域の理解無くては解決できない事なのでこのようなイベントはとても意義のある事だと思います。
そして ゆうさんの演奏♪
たくさんのお客様、そしてきれいな色のスクリーンの前で演奏されるゆうさはとても晴れやかにそしてハツラツとして見えました。
曲に合わせてバックのスクリーンのイメージが雲の流れやふるさとのイメージのススキ、やしの木・・などに変わるのがステキでした。 照明がきれいにゆうさんに当たって輝いていました。
「ふるさと」は手元の歌詞を見ながらみんなで歌いました。 「Airblanket」はスクリーンに映し出されたマクの絵を見ながら。 「Park up」はみんなで楽しく手拍子を合わせて。
アンコール1曲目は「タイムマシン」でとんぼ作業所のみなさんがステージに上がり、体中で曲を楽しまれました。 それを見て私たちも楽しさが伝わってきてさらに楽しい気分に(^^) ステージも客席もニコニコ♪ 会場がひとつになりました。
アンコール2曲目は「Baby you.」 生後半年くらいの我が子の寝顔を見ながら作られたという曲。 情感たっぷり・・ とてもとても美しい子守歌が響き渡りました。
ロビーでの作業所の物販や、街中のポスター、そしてお客様数を見ると、どれだけ作業所のみなさんがこの日に向けて懸命に準備して来られたかが伝わりました。 本当にご苦労様でした。
ステキな音楽と一緒に大事なことをたくさん伝えてくださいました。 たくさんの人に伝えたいことが伝わるイベント・・ これからも続いていけばいいですね。
TheRose あさひいろのカーテン ルパン三世のテーマ Greedy Pig 主よ人の望の喜びよ ボナペティ ふるさと Airblanket Night Mare Good Morning My Sun Perk up タイムマシン Baby you.
2015年01月25日(日)
[長年日記]
_ [ライブ]FLAMENCO FESTIVAL.12
娘たちがお世話になった先生がフラメンコの発表会に出られるというお知らせをいただき、出かけてきました。
会場は京都府立文化芸術会館。 開場前でしたが すでに長蛇の列でした。
会場内は満員。 お客様の中にはお久しぶりにお会いする方もおられました。 それも私がハンカチを落として、後から「落ちましたよ」と声をかけられ、「あ、すみません」とふとお顔を見ると「あら~まぁ~!」みたいな(^^) 楽しくて驚くような再開でした。
さて。 フラメンコですが、「吉良典城 アカデミア ダンサ フラメンカ」の発表会でした。 初めて見るフラメンコ。
バイラオーレス(踊り手)は講師のお二人を含めると18名、ギター2名、カンタオール(男性の歌い手)2名で 構成されていました。 一部と二部で全12曲、そのうち先生は4曲を踊られました。
踊りは指先の動きや しなやかな体の動き、ストールの優雅なさばきなどとても女性らしい反面、激しいステップやテンポだったり情熱的でもありました。
先生はスラリとされていて とても美しくてエレガント♪
そして どの方もとてもスタイルがよくて美しかったです。
きれいな方がフラメンコのレッスンをされているのか、それともレッスンをされているからきれいなのか・・?
年代もいろいろおられたようですが、どの方も美しくて、私も始めようかと思いたくなるほど。
曲ごとに変わるドレスも色もデザインも様々でうっとり。
フラメンコのギターも初めてでしたが 途中で爪のお手入れをされるほど テンポも早くて激しい演奏でした。 ナイロン弦が重厚感のある響きを出していました。
カンタオールの良く響く歌声は 時折 日本民謡のようにも聞こえてきました。
中にはまだ踊りの経験が浅いのかなと思われる方もおられましたが 皆さん懸命に披露される姿はどの方も素晴らしかった!
講師の吉良典城(きちらてんせい)さん、マリソルさんの踊りは圧巻でした。 すごい迫力で格好良かったです。
始終、見とれた素晴らしいステージでした。 良い機会をいただけて感謝です。
・・・ フラメンコの出会いと もうひとつ嬉しかったこと。
先生のフラメンコのお仲間のAさん。 先生がある時、わが家のホームページのコピーや、わが家の事が載った週刊紙の記事、私が中学生のみなさんに向けて書いた作文・・どれも娘たちのこと、子育てのことを綴ったものですが それをAさんに見せてくださったそうです。 そうしたらAさんが駅で いくつもの電車を見送りながら全部読んでくださって、涙してくださったとのこと。 読み終えたら、それは愛情に溢れていて幸せな気持ちでいっぱいになったと言ってくださったとのこと。
そう言ってくださったAさんと、このステージ終了後に初めてお会いすることが出来ました。
お会いすると言っても、Aさんの優しさを感じた私はお顔を合わせて「ありがとうございました」「きれいでした」と言うのが精一杯で あとは涙が出て言葉が出ませんでした。 たぶんAさんも同じ様な状況でおられたようでお言葉はなく お互い涙しながら握手しただけで会場を後にしました。
先生と、春ちゃん成ちゃんが またこんな出会いと嬉しい気持ちを運んでくれました。
人生での喜びは 人と人との出会いや繋がりの中の共感と言うところにたくさんあるように思いました。
初めて見た美しいフラメンコ。 私の背筋も伸びたような気がしました。
様々な良い出会いが良い刺激になります。 心を動かされるものとの出会いを求めて ジャンルを問わず見たり聴いたり・・そんな経験をたくさんしたいと思いました。