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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


1999年01月25日(月) この日を編集

_ ヘルパーさんの日。

子供達を学校へ送って行っている間にお願いしている家事はほとんどこなして下さった。 短い時間でも集中的に動けばかなりのことが出来るのだと改めてわかった。きびきびと動いて下さるヘルパーさんを見ているとこちらまで元気がもらえる。本当にありがたい。

午後は久しぶりに実家に寄った。 もうすぐ3ヶ月の姪っ子がますますぽっちゃりなっていた。


2000年01月25日(火) この日を編集

_ 成ちゃんの主なカロリー源はチューブからの注入に頼っています。 注入の他に口からも食べる練習をしていて それが少しづつ増えています。 とは言っても 一食のうちの一品につき大さじ一杯食べられたものが2〜3品程度なのですが。 それでも一品につき 2〜3口なんて言ってた頃とは進歩です。 今日の給食の中で成ちゃんは「添え野菜のノリの佃煮あえ」... とやらがお気に入りだったとか。 家ではノリの佃煮はほとんど食べさせていないから 「あら、そうだったの〜?」と その意外さにちょっと驚きました。 そして春ちゃんも「酢の物風キャベツ」をよく食べたとか。 春ちゃんって酢の物は嫌いかと思っていました。 親の思込みはいけませんね。 こんな時、改めて給食の良さを感じます。 この子はこれがダメだから...と決めつけてしまいがちですが いろいろと試してみなければいけません。 たぶんこれは食べ物のことだけに限らないのでしょう。 子どものいろんな面に関して親が決めつけてしまっている事って多いのかもしれない... ちょっと反省してみないとね。


2001年01月25日(木) この日を編集

_ [春ちゃん] 春菜花

昨日の付け足し、風邪とインフルエンザの予防にもう一つ大事なことはお部屋の加湿。これ、忘れちゃダメダメ。

さてと、昨日診察で出されたお薬をもらいに病院の近くの薬局へ行きました。雨降りで鬱陶しいお天気。「こんな日はウロウロする気もしいひんなぁ...お薬もらったら真っ直ぐ帰りましょ。」と思いながら出かけましたが 一旦出かけたら雨の中もなんのその〜、高槻の松坂屋で楽しいお買い物が始まったのでした。とは言っても あれがいいなぁ、これがいいなぁと見て歩くだけですが。最後にデパ地下で見つけたのは 可愛い春らしい和菓子。その名も「春菜花」。たしか「しゅんさいか」と書かれていたようですが 娘の名前の「春菜」と言う文字がが入ってるじゃないですか。素通りできずに数個買って帰りました。「365日のバースデーテディ」をご存知でしょうか?365種類のテディベアとチョコを組み合わせて明治から売り出されたもの。あれに群がるお客さんを横目に「メーカーに踊らされてる。」なんて冷ややかに思っていましたが 今日の私はほとんどその踊らされているお客さんとおんなじ心理ですね。「365日のバースデーテディ」を買う日も近いかもしれません...。

「春菜花」は「宗家 源吉兆庵」と言うお店のお菓子です。

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2002年01月25日(金) この日を編集

_ ナルちゃんの押し出し

いつになったら回腸ロウを抜くのか、待ち遠しい毎日でした。外科としてはナルちゃんの皮膚が薄いこともあり、何をするにも時間をかけて慎重に対処されています。でも今朝の回腸ロウの様子を見ると 少し出てきているような状態でした。先生もガーゼ交換をしながら「もう、抜けそうやな。」と一言。はがれかけの回腸ロウをとめてあるテープを貼り替えて出て行かれました。

何時頃だったか、ふと回腸ロウを見ると明らかにチューブの長さが長い..つまり抜けて来ていると言うこと。看護婦さんに言って外科の先生に連絡をとってもらいました。なかなか来てくれない先生..。まぁ日頃の様子を見ていると忙しさはよく分かるけど..。夕方に現れた若い先生は、「朝にテープを貼り替えているからそんなはずはない。」と看護婦さんに言っていたらしいのですが そう言うことはきちんと自分の目で確かめて欲しいものです。

チューブの状態を見て「あれ?あれ?」の連呼。この先生ったら「あれ?」が口癖でちょっとしたことで「あれ?」なんて叫ばれると何が起こったのかとちょとドキッさせられることしばしば。で、きちんと腹帯を外してみてもらうと回腸ロウは自然抜去していたのでした。

そのあとに中堅の先生も来られて様子を見てもらいましたが特に問題はなさそうでした。1つチューブが抜けて良かったけど、図らずも抜けてしまったのは良かったのか悪かったのかはよくわかりません。でもナルちゃんが「もうこんなんいらんわ。」と押し出してしまったのかも..と周りの人は言います。ふ〜ん..。そうかも。


2005年01月25日(火) この日を編集

_ [春ちゃん]久しぶりのひまわり園

やっと今日はひまわり園へ。前に行ったのは11日。この間、無理をすれば行けないこともなかったのですがあまりにも睡眠不足だったのでそれではきっとしんどいだろうし、日によってはハイテンションで行くとますます収集がつかなくなりそうだったり、また機嫌が悪すぎて職員さんの手に負えないと言うことにもなりそうだったこともあって家でずっと様子を見ていたのでした。 でもやっとある程度睡眠が取れ、穏やかさも戻ってきたこともあり、親の疲労度も限界と言うことで久しぶりにひまわり園へ送っていきました。 その後私は昨日処方された薬を受け取りに薬局へ行きました。出先で携帯がなりでてみるとひまわり園からでした。どうしたかなー!?と聞いてみるととにかく今日はよく寝ていて昼食が摂れないがどうしましょうか?とのことでした。とりあえず寝ていても良いから少しずつ口に運んでもらったらだんだん食べ出すと思うのでそのようにお願いしました。 ひまわり園から帰ってきて連絡帳を見るとやはりその方法でだんだん食べました、とのことでした。 今日は寝てばかりだったようですが行けてよかったです。ちょっとずつ調子を取り戻してくれるかな。

_ 気分転換!気晴らし!

やっと二人そろってそれぞれの行くべきところへ行ってくれたという事で私は用事をかたずけたり 本屋へ寄ったり。たくさん並んでいる本を見ていると楽しくて。ほしいと思う本はたくさんありました。買っても読む時間など無いのはわかっているのですが手元に有ればいつかは読めると思いついつい買ってしまいました。良い本に出会えるとってもうれしい。

本4冊

それから注文していたCDが届きました。 「冬の恋歌(ソナタ)Classics」です。 そう、なんやかんや言いながら結局、見たのです。 その中で流れていた「今でも」という曲が聴きたくて調べたらこのCDおさめられていることがわかりました。「今でも」は「夏の香り」のBGMとしても流れていて私は先にこちらの方で聴きました。とっても悲しげな切ない曲なのですがとても心に響いた曲です。夏の香りの映像とともに蘇ってきます。 ところでユンソクホ監督の作品を3作見ましたが私の中ではやはり一番は「夏の香り」次に「秋の童話」、そして「冬のソナタ」となりました。

冬のソナタ Classics

_ [成ちゃん]熱が高め

痰も多い。大丈夫かな。


2006年01月25日(水) この日を編集

_ 昨日の夜、私にしては珍しく胃が痛くて。子どもを寝かしつけた後、なにもかも放っておいてすぐさま居間で横になりました。胃薬は飲んだけれどさっそく効かずしばらくじんわり痛むのをこらえました。どうしたんかなぁ?風邪でもひいたかなぁ?悪いものでも食べたのかなぁ?3時頃まで眠いんだけど痛みで眠れず ふと気が付けば朝方4時頃になっていていつのまにか眠っていました。胃の方は治まっていました。子どもたちのことはNOBさんが見ていてくれたようです。なんか居間で変な寝方をしてあちこちが痛かったけどなんとか大丈夫みたい。でもさすがに食欲はなくてけだるい。今日は小児科にいかないといけないのに。大丈夫かな。ちょっとゆっくり休まんとあかんね。

_ [はるなる]小児科診察日

成ちゃんは久しぶりにお会いする病棟の看護師さんに「元気そうね」と言われ、先生にも「良い表情してるね」と言ってもらい、外来の看護師さんにも「しっかりした表情してるね」と言ってもらいました。


2015年01月25日(日) この日を編集

_ [ライブ]FLAMENCO FESTIVAL.12

FLAMENCO FESTIVAL.12

娘たちがお世話になった先生がフラメンコの発表会に出られるというお知らせをいただき、出かけてきました。

京都府立文化芸術会館

会場は京都府立文化芸術会館。 開場前でしたが すでに長蛇の列でした。

ステージの緞帳

会場内は満員。 お客様の中にはお久しぶりにお会いする方もおられました。 それも私がハンカチを落として、後から「落ちましたよ」と声をかけられ、「あ、すみません」とふとお顔を見ると「あら~まぁ~!」みたいな(^^) 楽しくて驚くような再開でした。

さて。 フラメンコですが、「吉良典城 アカデミア ダンサ フラメンカ」の発表会でした。 初めて見るフラメンコ。

バイラオーレス(踊り手)は講師のお二人を含めると18名、ギター2名、カンタオール(男性の歌い手)2名で 構成されていました。 一部と二部で全12曲、そのうち先生は4曲を踊られました。

踊りは指先の動きや しなやかな体の動き、ストールの優雅なさばきなどとても女性らしい反面、激しいステップやテンポだったり情熱的でもありました。

先生はスラリとされていて とても美しくてエレガント♪

そして どの方もとてもスタイルがよくて美しかったです。

きれいな方がフラメンコのレッスンをされているのか、それともレッスンをされているからきれいなのか・・?

年代もいろいろおられたようですが、どの方も美しくて、私も始めようかと思いたくなるほど。

曲ごとに変わるドレスも色もデザインも様々でうっとり。

フラメンコのギターも初めてでしたが 途中で爪のお手入れをされるほど テンポも早くて激しい演奏でした。 ナイロン弦が重厚感のある響きを出していました。

カンタオールの良く響く歌声は 時折 日本民謡のようにも聞こえてきました。

中にはまだ踊りの経験が浅いのかなと思われる方もおられましたが 皆さん懸命に披露される姿はどの方も素晴らしかった!

講師の吉良典城(きちらてんせい)さん、マリソルさんの踊りは圧巻でした。 すごい迫力で格好良かったです。

始終、見とれた素晴らしいステージでした。 良い機会をいただけて感謝です。

・・・ フラメンコの出会いと もうひとつ嬉しかったこと。

先生のフラメンコのお仲間のAさん。 先生がある時、わが家のホームページのコピーや、わが家の事が載った週刊紙の記事、私が中学生のみなさんに向けて書いた作文・・どれも娘たちのこと、子育てのことを綴ったものですが それをAさんに見せてくださったそうです。 そうしたらAさんが駅で いくつもの電車を見送りながら全部読んでくださって、涙してくださったとのこと。 読み終えたら、それは愛情に溢れていて幸せな気持ちでいっぱいになったと言ってくださったとのこと。

そう言ってくださったAさんと、このステージ終了後に初めてお会いすることが出来ました。

お会いすると言っても、Aさんの優しさを感じた私はお顔を合わせて「ありがとうございました」「きれいでした」と言うのが精一杯で あとは涙が出て言葉が出ませんでした。 たぶんAさんも同じ様な状況でおられたようでお言葉はなく お互い涙しながら握手しただけで会場を後にしました。

先生と、春ちゃん成ちゃんが またこんな出会いと嬉しい気持ちを運んでくれました。

人生での喜びは 人と人との出会いや繋がりの中の共感と言うところにたくさんあるように思いました。

初めて見た美しいフラメンコ。 私の背筋も伸びたような気がしました。

様々な良い出会いが良い刺激になります。 心を動かされるものとの出会いを求めて ジャンルを問わず見たり聴いたり・・そんな経験をたくさんしたいと思いました。