へんこつ日誌

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2002年05月16日(木) [長年日記]

§1 ハードディスクの入れ替え

我が家のパソコンが最近、急にHDDを認識しなくなると言う事故が起こった。色々触っているうちにちゃんと動き出したのだが、念のためネットを検索すると、僕が使っているMaxtorのHDDがWindows2000との組み合わせで、そういう問題を起こすことがわかった。対処方法が書いてあったが、気持ち悪いのと、そろそろ容量が限界に近づいているので新しいものに替えることにした。

マザーボードのチップセットが440BXなので、たぶん60GBの壁があるだろうから、60GBの製品で考えることにした。ショップに行くと最近出回ってきた流体軸受けの製品が並んでいる、ベアリングの製品と違い音が静かで長持ちらしい。

流体軸受けの製品と言っても最近では値段も下がってきて60GBの製品で12000円ほどだったので、流体軸受けの製品にすることに決めた、そうなるとMaxtorかSeagateの製品の2つだけが選択肢となる。今回Maxtorの固有の問題でHDDを替えるのだから、Seagateの製品に決めた。聞くところによると最近このSeagateの製品に人気があるらしい。

早速HDDの入れ替えのノウハウをネットで検索したが、Windows98なら比較的簡単だけれど、最近入れ換えたWindows2000では色々問題があり難しいことがわかる。どう見てもWindowsNTの時よりも問題が多いようだ。数回試みたが当たらしHDDからうまく起動しないので仕方なく市販のソフトを購入することにした。

「DriveCopy」というソフトがあった。同じような製品は他にもあるが、PowerQuest社の日本代理店NetJapanの製品は有名なのでこれに決めた。起動方法がたくさんあってHDDにインストールしてから起動したり、FDDから起動したり、CD-ROMから直接起動したりできる。ドライブの交換以外に使うことはないのでCD-ROMからの直接起動は非常にありがたい。ちなみに4950円で購入。

夕食を終えて子どもたちを寝かせた後、作業に取りかかった。新しいHDDをプライマリマスターに、古いHDDをプライマシスレーブに接続替えして、BIOSで認識させた後CD-ROMからの起動を有効にしてリセットするとDriveCopyが立ち上がった。スレーブの古いドライブから、マスターの新しいドライブへまるごとコピーする。古いディスクは20GB、新しい方が60GBだ。パーティションを区切っているが、そんなことは気にしなくても新しいHDDに同じ比率でパーティションを作りながらコピーしてくれる。

気楽に考えていたが、めちゃくちゃ時間が掛かるのにはまいった。安全を考えてセーフモードというのを選んだため余計に時間が掛かったらしい。約3時間ほど掛かってようやくコピーが終わった。

再起動しますかと聞かれるが、再起動せずに電源を切って古い方のHDDを切り離す。これでプライマリマスターの新しいHDDだけの環境になるわけだ。一旦BIOSに入ってHDDの認識をやり直し、起動ドライブをHDDに設定してリセットするといよいよ新しいHDDからの起動となる。

起動画面が出てきて一安心。Windowsを起動していますのメッセージの後、ネットワークを起動していますのメッセージへと移る。ここまでは順調だ。この後オートログオンをして、個人設定をロードしていますの画面から抜けれら無くなってしまった。そのうち設定を保存していますとシャットダウン時のメッセージが出る始末。最後にはページファイルが限界です。ページファイルがないか、容量を増やしてくださいなどと言われてまったくログオンできなくなりました。

眠い目をこすりながらここまで来たのに、一旦お預けです。古いHDDに戻して起動できることを確認して明日以降に作業することにしました。Windows2000はなかなかの強者です。後日談があるのですが、次の機会に