へんこつ日誌

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2001年12月02日(日) [長年日記]

§1 今朝のハルちゃんは実に平静で

おとなしくしています。事情をわかってくれているのか、慣れてきたのか。ますますたくましくなっていきます。

昼頃ナルちゃんの様子を見に病院へ行きました。病室に付くとナルちゃんが泣いているのが聞こえます。なんだかさっきから機嫌が悪いとのこと、行く前に電話したときはそうでもなかったのに・・・

それにしてもどこか具合の悪そうな泣き方が気になり手や足をさすると冷たくなっていました。どうやら熱が上がってきそうな気配です。それもこの分だとかなりの熱になりそう。

予想通りどんどん上がってきて、40度台になってしまいました。今日はドレナージ管の洗浄をしていただいたそうなので、それが一番気に掛かりました。何かしたときに急変した場合はそれを疑うべきだと思い、すぐに医師に連絡するよう看護婦さんにお願いしました。

しかし、あいにくの日曜日、なかなか連絡が取れません。解熱の座薬を使っても一向に下がる気配なし。何か新しいモノに感染した疑いが濃厚です。夕方僕がもう帰らなくてはならなくなった頃消化器の先生が一人来て採血していきました。つい先日までいつでも連絡できるところにいますからと言っていたのだが、調子が良くなってくると油断するのでしょうか。油断したときに何かが起こるのが常ですが。

後ろ髪を引かれる思いでハルちゃんの待つ我が家に帰りました。ハルちゃんはお利口にしてくれていて安心しました。調子がいいときのハルちゃんはすごくおとなしい。居るか居ないかわからないほどなんです。夕食はお隣でおでんを頂き、帰ったからおみさんに電話を入れて聞いてみたらあの後外科医が来て様子を見てくれたとのこと、前回の洗浄の時もその後に熱が上がって居るのでそれかも知れないとのこと、洗浄での異常はないと思うとのことであった。

ここに少し疑問があった。医師が注射器を出して洗浄しようとして看護婦に生理食塩水を催促したとき、開封されたモノだったらしく、医師が開いるけど大丈夫?と問うと、看護婦はナルちゃんのですと答えたらしい、何時から開いていたのか、使用期限はいつまでなのか、あまり気にしてないのだろうか。

万が一生理食塩水に雑菌でも繁殖していれば大変なことだが、確認が甘いような気がする。夕方外科医が来たときにおみさんが確認したら、大丈夫だと言うことで、ご心配かけて済みませんでしたと看護婦から詫びがあったらしい。

親は24時間付きっきりで見ているので、些細なことも見逃すまいとしているので、医師も看護婦もそれには勝てないわけである。細心の注意を持って患者や家族に不安を与えない努力をしていただきたい。かといって真実を告げないでは困る。