へんこつ日誌

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2013年03月24日(日) [長年日記]

§1 美味しい日本酒を見つける

さて、僕が日本酒に傾倒していったのは数年前からで、「天引」という酒に出会ったのが大きいと思っている。歳のせいかビールは腹がふくれて本当に熱い夏場かギョーザを食べるとき以外あまり呑まなくなったのも一因ではある。

その天引きが無くなってしまった。現実にはまだ販売しているが、中身は別物である。本来は「天引の会」という酒屋さん達が作った酒造りの会があって、彼らが京都は園部にある天引という地で栽培した五百万石というお米を使って伏見の酒蔵に山廃という製法で作ってもらったお酒です。

愛飲していたお酒が無くなってしまったので、新たに常飲酒を探すことになってしまいました。自分の好みは今まで色々呑んでみた中で純米酒だなと思っています。大吟醸とか純米吟醸とかではなく、普通の純米酒。酒米も色んなものを試したのですが、最初に好きになった五百万石は今でも好きな味だと思ってます。

今までよく通っていた酒屋さんはご主人が大の日本酒好き、自分が飲み歩いて気に入った酒を仕入れてくると言う、ずいぶんわがままな商売をしています。それにあやかって色々呑んでみているのですが、ハズレはないものの当たりもなかなか見つかりません。出もさすがに日本酒好きの酒屋さんですから酒蔵などの情報は豊富です。

どこどこの杜氏はいま日本一だとか、どこどこで何々の酒を造っていた杜氏が今は別の酒蔵にいるとか。興味深い話しがいっぱいです。そこの酒屋さんは天引きはブランドとして売っては行くけど、一押しは別の酒蔵の酒に替えていくようでした。

前出の天引の会のメンバーさんに色々話を聴いて教えてもらった酒屋さんに行ってみました。ココで最初に教えてもらったのが「琵琶の長寿」でした。その次は山型の「銀嶺月山」というお酒、どちらもハズレではありません。なかなか美味しい酒でした。

色んなお酒は飲みたいけど、いつも帰り着くお酒が欲しい。そんな旅の真っ最中という感じ、まだまだ常飲酒を求める旅は続きそうですが、やはりお酒を探す一番の近道は、日本酒が好きでまじめな酒屋さんを見つけることですね。

僕が行っている二つの酒屋さんはまったく性格が違います。これもまた良いのかもしれません。出来れば地元伏見の酒蔵から候補を見つけたいですね。飲みやすい酒はいっぱいあるけど、最後に行き着くうまい酒を探しましょう。などと言いながら楽しんでいるのですが(^^;