2005年02月19日(土) [長年日記]
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[今日は何の日]
§1 死刑容認、初の80%超
どんな統計かは知りませんが一つの結果として興味があります。誰もが今のままではダメだと思っているのが解ります。ただ、現在の日本での最高刑が死刑しかなく、その次は無期懲役でそれを逃したら15年以下の懲役にしかならないためだと思います。無期懲役と言ってもせいぜい15年ほどで出所して来るらしいのでそれは許せないと思ったら死刑しかないというからくりだと思います。何のための統計の発表かは知りませんが策略がありそうでイヤな感じです。
白紙の状態でどんな刑が必要かという問いなら、多分終身刑などがクローズアップされてくると思うのですが、あえて選択肢に入れてなかったのではないかと考えられます。また、二つ以上の刑の場合日本は加算せずどちらか重い方の刑を採択するようになってますが加算して欲しいと思っている犯罪被害者の親族は多いことでしょう。そう言う人たちの思いも加味して統計を取るべきだと思います。いったい何を正当化したかったのでしょうか。
§2 会社のために自殺?
一族と会社を守るために自分の命を絶っているらしいが、自分で死ななくてもいずれ命の危険にさらされて家族にまで及ぶのを恐れてのことでしょう。また、この事件が暴かれると日本一の地位にある政治家に波紋が及ぶのでそれを恐れてのことだと思う。日本に証人保護のプログラムはあるのでしょうか。その辺りがしっかりしていればこういった自殺者は随分防げるかも知れません。ただ検察までモラルのない日本でそれが出来るかははなはだ疑問ですが。