へんこつ日誌

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2001年12月31日(月) [長年日記]

§1 朝のガーゼ交換

傷口の縫合の内3本だけ抜糸があった、糸が食い込まないようにと付けてあった鳩目代わりのワイシャツのボタンが食い込んでいて痛々しい。糸を切って抜いた後ボタンをほじくり出しているのは痛そうだった。傷口には肉芽が出来ており、一生懸命治そうとしているのが分かる。

今日も体温は落ち着いている。汗を良くかくのでタオルケットを足の部分だけに掛けているのだがそれでも汗をかく、タオルケットを取ってしまうと足が冷えてしまう。そこで思いついたのが靴下をはかせて何もかけないで過ごすと言うこと。でもナルちゃんの靴下が見あたらない。仕方ないのでロッカーにあったおみさんの靴下をはかせてタオルケットを取ってあげました。過ごしやすそうになりました。

朝からおばあさんが、おせちの詰まった重箱を届けてくださったようで、昼ご飯にそれを持っておみさんが来てくれました。いよいよ正月なんだなぁと、感慨にふけりながらお昼ご飯を頂きました。

ナルちゃんも胃ろうから入れる栄養が、濃くなってきた上に量も増えてきて順調に推移している。このまま胃腸から栄養が入り出すと傷の治りもどんどん早くなるはずだと外科医が言っておりました。

そうそう、抜糸をすると聞いてその前にナルちゃんの傷口をカメラに納めました。痛々しい縫い目を記録に留めました。こんな時もあったんだと記録を残しておくか、忘れてしまいたいと記録を消すかはもう少し考えようと思います。

2日ほど休みをもらいますと言っていた主治医が夕方顔を出してくれた、ナルちゃんは順調だったのだが、他の患者で重篤な子が居たらしく呼び出しを受けて帰ってきたらしい。医者当職業も大変だ。

ナルちゃんのことを「ナルたん」といつも呼んでいる主治医である。最近は表情も明るい。私たちと同じように手応えを感じているようだ。今日から一つ抗生剤を減らすことになった。

家に帰るとハルちゃんがおりこうに待っていてくれた。暫く抱っこでスキンシップ。その後お隣へ年越しそばを頂きにお邪魔しました。昨日は薬で寝たハルちゃん。今日はおりこうに眠りについてくれました。いつものように寝たままガハハと笑っていました。