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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


1999年02月26日(金) この日を編集

_ 16日に親戚のおばあさんが90才で亡くなった。 事情で私はお参りが出来なかったので 今日、義妹と一緒に御霊前にお参りに出かけた。 初七日が済み、ご家族は落ち着き始める反面、淋しさが身にしみてくる頃だろう。 おばあさんの娘さんにあたるおばさんとしばらく思い出話をした。

私もこの年齢になると身近な人を亡くすという経験がそれなりにある。 3年前に私のおじいちゃんを亡くし 去年に父を亡くした。 年輩の人を亡くすととてもたくさんの宝物を失ってしまった感じがする。 私たちの年代の者がとうてい知り得ないことをたくさん知っているおじいちゃん達。 その長くて 戦争をくぐり抜け過酷だったであろう人生を察すると お年寄りってなんて尊いんだろう。 たくさんの経験とたくさんの知恵、たくさんの想い。 私たちは少しでもそれらを引き継いでいきたいが  知られることなく過去に葬られていく事柄もたくさんあるのだろうと思うと なんてもったいないのだろう...

おじいちゃんおばあちゃんのお話って おもしろいのよねぇ。 へ〜、知らなかったよ〜、って事や なるほど〜、って事や 大変だったのね〜、って事や たまに へんちくりんな事を言ってくれたりして。 そんなお話を聞けるお年寄りが私の身近にはいなくなってしまった。

街でお年寄りの姿を見かけると その背中に生きてこられた年月がずっしりとのっかっているようで 尊敬と 慈しみと 慰みが入り交じった気持ちになる。 どうか心安らかな人生を送って下さいねって...


2000年02月26日(土) この日を編集

_ 五日制の取り組みで電車に乗ってお食事に出かけました。 と言っても私は風邪のナルちゃんに付いていなければいけないし、NOBさんは仕事。 ハルちゃんだけ参加しました。今回はちょうどハルちゃんの担任の先生がボランティアに来られるので安心して参加できました。 今日はあいにく、雪がちらつく寒い日だったので 大きすぎるミトンと普段かぶりなれないニットの帽子をかぶって行きました。 ハルちゃんが出かけている間、どうしているかなと少し気にしながら家でナルちゃんと私は過ごしました。 朝10時半に出かけ、帰りは2時頃、「いま、帰りの電車の中です。」とお友達のお母さんから電話が入り、時間を見計らってNOBさんが駅まで迎えに行ってくれました。 先生も家まで一緒に帰ってこられて今日の報告をしてくださいました。 車椅子はハルちゃんだけでしたがお友達がいろいろ気遣ってくださったり、お母さん方も食事の時などずいぶん助けてくださったとの事でした。 お母さん方には「大きな口を開けて上手にたべるなぁ。」とほめていただいたとか。 お友達も「ゲップ、しいや、はい、げっぷー、げっぷー、...」と声をいっぱいかけてくれたとか。 たくさん食べて満足げな顔で帰ってきました。 たくさんの人の中で一緒に過ごすって事、大事ですね。 ちょっと遠ざかってしまっていた五日制の取り組みですが、できるだけ参加しなければ...と改めて思いました。

ケーキの形をしたアレンジフラワー

※おいしそう?、きれい?


2001年02月26日(月) この日を編集

_ [成ちゃん] イヤなことは忘れていいよ・入院10日目

今日のナルちゃんは熱が高めで 37度から38度あります。どうして?どうして?お腹の方は調子が良いのになぁ...。感染症か、それとも緊張や体温調節がうまく行っていないだけのことなのか?せっかく退院の兆しが見えてきたのに...。今日の高カロリーミルクの注入もうまく行っています。いつもの濃度に戻しても大丈夫です。今日は採血とレントゲン。ナルちゃんは病室に人が入ってこられるたびに体を固くしてじっとその人のことを睨んでいます。そりゃそうね、採血や点滴など 痛いこと、気持ちの悪いことなどいっぱいしたからね、「この人は今度は私に何をするの?!」って思っているんだと思います。こういう恐怖感、どうか引きずらないでいて欲しいなぁ...と願います。イヤなことはもう忘れていいよ。イヤなことでも大事なことならお母さんがちゃんと覚えておいてあげるからね。

_ [春ちゃん] ハルちゃんは今日は寄宿舎の第1日目

ちゃんと寝られただろうかと気になります。でも人に任せられるようになったと言う強み、本当に おねえさんになりました。


2002年02月26日(火) この日を編集

_ [成ちゃん] 帰りの気持はとっても晴れやか

外科、小児科の診察に行きました。外科の主治医は手術などで忙しい先生なので家を出る前に約束通り電話で確認。先生は「予定通り来て下さい。」とのこと。そして無事、主治医の診察をうけることができました。やはり今までのなるちゃんの長い経過を把握してもらっているので話は早いし、こちらも安心感があります。

そして、そして、気がかりだった空腸ろう...。先生がそっと手にとってゆっくり引っ張られると そろりそろりと抜け出てきました。やったぁ!抜けたぁ!いつかは抜けるものなのだし、大喜びするのも大げさなのかもしれませんが 私たちにとってはとてもうれしいことなのです。先生もよかったですね、と言って下さいました。

こういうものなんだ、今まではまだそのタイミングが来ていなかったと言うことなのですね、先生が言われたように無理をしなくて良かったです。ちゃんと物事にはタイミングがあると言うことなんです。小児科ははるちゃんの定期診察となるちゃんの退院後の診察でした。入院中にお世話になった先生はなるちゃんが退院後も変わりなく順調に過ごせていると言うことを確認されてうれしそうにして下さいました。よかったなぁ、うれしいなぁ、きょうは。空腸ろうが抜けて本当に気持ちが晴れやかになりました。


2003年02月26日(水) この日を編集

_ 成ちゃんが寝てる間に

成ちゃんの熱はどうやら落ち着いたようですが 大事をとって今日もゆっくり家で過ごす事にしました。明日はきっと行けるよね。春ちゃんを送り出し、ふと見ると成ちゃんは静かに寝ていました。洗濯物を干す事も、食器を洗う事も 部屋をかたづける事も 全て後回しにしてこの時間は前からずーっと気になっていたお花の寄せ植えをする事にしました。タキイの寄せ植えセットが届いていたのになかなか植える時間ができずに 4種類のお花たちはずっとポットに入ったまま。ベランダに出るたびにそのお花たちに「いつまでほっとくのー?」と言われているような気がして...。今日は何があっても植えようと決めていました。ポットから外したお花の根っこはすっかり巻いてしまっていて さぞかし窮屈だったでしょう。成ちゃんが目を覚まさないうちにと、慌てて寄せ植えを完成させましたが本当はもっとゆっくり丁寧に作業したかったんですけどね。私の場合はとても「ガーデニング」なんて、そんな優雅な響きはあいませんね。おおざっぱな世話の仕方でお花たちには申し訳ないです。でもビオラ達はろくに世話もしてもらっていないのに 元気に咲き

続けてくれているし、シーズン以外は忘れ去られているようなクリスマスローズも ちゃんと咲く時期を知っていてつぼみをいくつか付けてくれています。こぼれ種からは芽が出て花が咲いて...ビオラとカモミール。すごいなぁ、と思います。小さな小さな種から命がどんどん大きく育ってきれいな花を咲かせて。誰が教えたわけでもないのに、しっかり生きている事を主張して。物言わないお花たちだけど 美しい姿とたくましく生きている姿にたくさんのエネルギーを私たちに与えてくれていると感じます。すがすがしい気持や、優しい気持ちにさせてくれたり なごませてくれたり。こんなに小さなお花たちも地球の上では大事な役目を持っているんですよね。

寄せ植えの写真ではないんだけど。これはビオラです。

20030226_0.jpg


2006年02月26日(日) この日を編集

_ 雨の日曜日ですね

菜の花

菜の花が旬で、我が家の食卓にもよくのぼります。 一枝、手折りキッチンの片隅に飾ると一足早く春がやってきたみたい。

今日はどこへも出掛けずに家でゆっくり..。

_ [成ちゃん]高等部作品展...2月16日〜17日でした

高等部作品展が今年も長岡京市立産業文化会館でありました。1日目は成ちゃん達と一緒に私とNOBさんも一緒に行きました。高等部だけですが様々な作品...手芸、木工、絵画、習字など...がありました。成ちゃんは焼き物のお皿や箸置き、ハンカチをイチゴとブルーベリーで染めたもの、ぬたくり...絵の具を手に付けて描く...の展示がありました。箸置きは成ちゃんの小さな手の形や指の形がそのまま箸置きになっていて「かわいいなぁ〜」(^^) 頑張って取り組んでいる姿が目に浮かびました。

ぬたくり画

お皿と箸置き

他のみんなの作品も素晴らしかった!作品に添えられたコメントには「途中でいやになったけど..」という文章があって、なるほど、作品は、点描画で細かい作業でとっても根気のいるものだったり、細かい手縫いの作品だったり...。途中で挫折しそうになりながらもきっと先生や周りの人たちに励まされ、そして気持を立て直して向かった作品なのだろうなぁと思いました。 習字も力強かったなぁー。色の綺麗な手縫いの鍋つかみや「さをり織り」の作品は明るくて自分用にほしいなぁ〜なんて思ってしまいました。 そして二日目には母も行くと言ってくれたので義妹と3人で行きました。駐車場が狭いうえ、満車だったので車いすを何処で降ろすか思案しましたがスペースを見つけてなんとか会場に入ることが出来ました。会場内では母も車いすから降りてがんばって歩いて見てくれました。

...ちょうど1年前、こうやって母と一緒に作品展を見に来た数日後に病気になり、大変な一年を過ごしてきました。でも今年もこうやってまた一緒に来ることが出来たことはとても嬉しいです。いろんな心の葛藤はあるのでしょうが 私らの前では愚痴もこぼさず(ほんとうは言いたいことがいっぱいあるんだと思いますが..)いつも前向きに頑張る姿には尊敬の一言です。 「今日は作品展に行けて イズミヤにも行けて良い日だった」とあとでメールをもらって、よかったなぁとしみじみ思いました。 なにかよくわかりませんがいろんなものに「ありがとう」と言いたい気持がわき上がりました。

それから、お忙しい中、見に来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。たくさんの方に見て頂くことに大きな意味があると思います。来年も今年以上にたくさんの方に見てもらえたら良いなぁと思います。

_ [料理]豚ヒレ肉のソテー柚子こしょうソース

豚ヒレ肉というと ヒレカツくらいしか思い浮かばなかったのですが 実家からヒレ肉をもらったのを機会にちょっと調べてみるといろいろありますね。ちょうど弟の福岡旅行のおみやげの柚子こしょうもそろっていたのでこのレシピで。 小麦粉を振ってソテーするととっても柔らかに。柚子こしょうと醤油を合わせたソースはさわやかな辛さでした。

_ [料理]豚ヒレときのこのワイン風味         

もうひとつ、豚ヒレ料理でおすすめがこれ。あらかじめ塩こしょうをしてワインでヒレ肉をもんでおくと柔らかく仕上がります。ちょうどワイン(ロゼでしたが)があったので試したレシピでしたがおいしかったです!


2007年02月26日(月) この日を編集

_ [成ちゃん]モモの会

医療的ケアを考える会の 今年度最後の会。 保健師さんのネットワーク「たんぽぽネットワーク」さんをお招きして。保健師さんとはあまり関わりがなかったけれど これからは連携を取り合って取り組んでいけることを探って行こうと言う動きです。

ざっくばらんにお弁当を食べながらの懇談も。 進路や、訪問教育についての悩みなど、話はつきません。 医療的ケアについていろんな情報を得たり、ざっくばらんな雑談などができたら良いなと思って関わってきたモモの会ですが いざ話し出すと課題は多く内容は重かったです。すぐには答えの出せない課題が多いのですが じっとしていては変わらない、少しずつでも動かしていこうとすることが大事です。


2012年02月26日(日) この日を編集

_ 感動しました!「祝・九州縦断ウェーブ!」

九州新幹線が全線開通したのは昨年の3月12日。 東北大震災の翌日でした。 そのため、このCMは3月9日から3日間だけの、幻のCMとなってしまいました。(CMが撮影されたのは、2011年2月20日。) たまたまテレビ番組の中で紹介されていて、とっても心打たれました。何度見てもジーンときます。
なんやろ・・・
手を振るって・・・気持ちが届くんやね。
「九州はひとつ」が合い言葉のCM、いえいえ、今からでもCMをを流して日本中を巻き込んで欲しい。 日本人ってすてきですね。

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なお、幻となったこのCMですが、カンヌ国際広告賞のアウトドア部門で金賞、メディア部門で銀賞を受賞したそうです!