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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2015年05月30日(土) [長年日記]

_ [はるなる]成ちゃん 2年と11ヵ月が経ちました

画像の説明

今日、30日は成ちゃんが天国に行って2年と11ヵ月。 春ちゃんは5月21日で5年と11ヵ月経ちました。

二人の月命日にはいつもより特別な気持ちを込めてお供えするようにしています。 今日はシフォンケーキに生クリームとイチゴをトッピング(^^)   できることなら私の手作りのご飯や、お菓子など、もっと食べてもらいたかったなぁとか、女の子ですから一緒にお菓子づくりとかもしたかったなぁとか、今、楽になった体でおいしく楽しく食べて欲しいなぁとか・・ そんな気持ちから、です。                  

小さな娘たちがよちよち歩き始めたり、 「ママ~ッ!」と走り寄ってきて抱きついてくれる・・ そんな夢を時々見たものです。

目が覚めて、あ、夢だったと少しだけ残念だったけど でもなぜかとても嬉しい夢でした。 夢だったけど 少しでも成長の喜びを味わえたからかなぁ・・。

娘たちの成長は本当にゆっくりどころではないくらい、超ゆっくり、場合に寄れば逆行もありました。

子どもの成長は早いもので、特に0~1歳は一生のうち最も成長が著しい時期です。 親の喜びのひとつに、そんな時期を目の当たりにして命の素晴らしさを味わうことだと思います。

でも我が娘たちはゆっくりゆっくり。 体も大きくならないし、おしゃべりもできないし、座ったり歩いたり、手を上手に使うこともできないし、こちらの言うことをどれだけ理解してくれているか、こちらも娘たちの心の中をどれだけ分かってあげられているか・・。              

就学を前に、通園していた療育園で少しでもトイレットトレーニングができたらいいなぁ・・と、時間を見計らっておまるに座る練習をしてみました。 たくさん声かけをして抱っこしながら「シーシーよ~(^^)」と促して 来る日も来る日もチャレンジしました。

そしたらある日、できたんです。 おまるに溜まった愛しい娘のおしっこ(*^_^*) 嬉しくて涙・涙でした。

それを機にだんだん成功率が上がっていき、言葉は無いけれどあぁ、ちゃんとできるんだ、ちゃんとこちらの想いが通じたんだ、ちゃんと意味を理解してくれてるんだととても嬉しくなりました。 トイレでおしっこが出来たことも嬉しかったのですが 本当に嬉しかったのは 「会話は無いけれど 気持ちが通じている」と言うことでした。 気持ちが・・、想いが通じる事って、何よりも嬉しいことだと実感しました。

とってもゆっくりで、小さな小さな成長のひとつひとつ。 だからこそ、出来たとき、成長を感じたときの喜びは地球がひっくり返るほどの喜びでした。

当たり前のこと、実はそれが何より喜ばしいことだと捉えることも大切。 また、当たり前でないからこそ、得られる感謝や喜びもあると言うこと。 そんな両方を娘たちから教わりました。 要するに直面するすべてのことは感謝するべきことなんですね。

まぁ、心の底からそう思えるにはまだまだな自分だとは思いますが そんな風に思える糸口を娘たちは作ってくれたと思っています。

長くなりましたが そんな事を思った30日という日でした。 ありがとうの想いを込めて・・。