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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


1998年12月19日(土) [長年日記]

_ 入院中はずっと良いお天気。

今日も良く晴れている。 退院にもってこいのお天気。 朝ご飯を終えせっせと荷物を片づけていつでも帰れるように準備をした。

先生が部屋に来られた。 「良かったですね。」 と声をかけていただき丁重にお礼を言った。 我が家のいろいろな状況も心配して下さったことや 各先生方とコンタクトをとりながら診ていただいたこと、 いつも優しく接していただけたことなど 深く感謝している。

看護婦さんが部屋に来られて  「退院ですね。おめでとうございます。何時頃にお帰りのおつもりですか? ゆっくり、お昼をすまされても良いですよ。」と言われた。 そうなのか、お昼を食べさせてからでも良いのか、 家に帰ってから、成ちゃんのお昼ご飯を作るのも大変なので お昼を出してもらうことにした。

すでに鞄に詰めてしまった スプーンなどのお食事セットを再び引っぱり出した。 あわてて帰る用意をしてしまった自分が滑稽だった。

支払いも済ませてお昼を成ちゃんに食べさせているときに主人が迎えに来てくれた。 しっかり食べているところをお父さんに見てもらった成ちゃん。 お父さんも(主人)一安心の様子。

さて、成ちゃんもパジャマから洋服に着替えていよいよ退院。 看護婦さんが退院後の生活についての注意事項をお話された。 そして 「22日にクリスマスパーティをする予定だったんだけど・・」と 可愛い手作りのクリスマスカードを下さった。 「こんなものしかおみやげが無くてごめんね」と言われた。

成ちゃんは看護婦さんと約束をしていた。 看護婦さんは成ちゃんの笑った顔を見たことがないので 退院の日は 看護婦さんに良いお顔を見せるって事。 でも今日もどうやら良いお顔は見せられそうにない。 ん〜、残念! そしたら もし 外来に来たときにお会いしたら  「良いお顔でご挨拶しようね!」と言ってお別れした。

ナースステイションの皆さんにもお礼を言って・・・

さてさて、家に帰った成ちゃん、しばらくはぐずっていたが 家に帰ったことが理解できて ホッと安心したのだろう、 すやすやとよく眠った。

夕方春ちゃんも寄宿舎から帰ってきた。 えらかった、えらかった! よく頑張ってくれた。 ようやく 家族揃って 家に落ち着けそうだ。 しかし、すごい荷物・・・退院の荷物と寄宿舎の荷物、 そして留守をしていたための見事な散らかりよう・・・ これらがすっかり片づくのは一体いつの事やら・・・