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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2002年10月23日(水) [長年日記]

_ 診察日と今日も豆料理

小児科定期診察でした。三ヶ月の入院で成ちゃんの体はずいぶん固くこわばってしまいました。それが不快で不機嫌の元にもなっているようです。「成ちゃんのQOL(クオリティオブライフ)」そんな言葉が主治医の口から出ました。リハビリが必要という話。そうなんですよね..。どうやって取り組んでいくか..。それが難しい。もうすっかり訓練の為のリハビリ施設への通園は足が遠のいてしまっている。自分の体力、通園条件、いろいろ考えるとしんどい..。とにかく我流でもなんでもやるしかないのか..。

病院内での出来事..。エレベーターに乗ろうと待っていると 入院患者さんがベッドに横たわり看護婦さんに押されてやってこられました。ずいぶん調子が悪そうな患者さん。エレベーターには我が家とその患者さんとがとても一緒に乗れるほどの広さはありません。私たちは春ちゃん成ちゃんと一緒だとはいうものの、今のところはいたって元気なので 少々エレベーターを見送たって、どうってことはありません。「お先にどうぞ、乗ってください。」とNOBさんが看護婦さんに声をかけると看護婦さんは申し訳なさそうに「いいんですかー?すみません、ありがとうございます。」とベッドを押してエレベーターに乗り込まれました。エレベーターに完全に乗り込んでからもドアを閉める前に何度も「すみません、ありがとうございます。」と言われました。

検査か何かで病室を出てエレベータを待っておられたんでしょう。エレベータを待つわずかな時間でも 体がしんどい患者さんにとっては辛いものなんですよね。成ちゃんの入院中もそうだったもの。少しでも早く目的の場所におさまりたい。弱っている様子を人に見られたくない。また成ちゃんにしてみれば 病室を出てどこへ連れて行かれるのか、不安でいっぱいだったと思います。

そんな事が思い出されて 「どうぞ早く、エレベータに乗って目的の場所に行って落ち着かれてくださいね..。」そんな気持で見送りました。

でもまた、そのエレベーターに無理矢理に駆け込み乗車するおばちゃん達もおられたりなんかして..。ますます看護婦さんは恐縮されたような表情でこちらに会釈をして行かれました。

今日の豆料理は 大福豆とひよこ豆を入れた ポークビーンズ風煮物。圧力鍋に豆類、豚肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、セロリ、パプリカ、カットトマトの水煮、ニンニク、調味料(塩、ケチャップ、ソース、コショウなど..)をどさっと入れて5分加圧して出来上がり。豆はいろんな種類が入っていると食感が違っておいしいです。

乾燥豆を戻して水煮にするにあたってはシャトルシェフが大活躍!安全、光熱費の節約、時間の有効利用という点で我が家にはピッタリ。今まで子どもの事で手がとられて気がつけばお鍋が真っ黒..なんてことは避けられます。