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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2002年05月21日(火) [長年日記]

_ [成ちゃん] 鍼へ

はっきり言って悲惨な毎日...(^^;)どうしてもなるちゃんのゴンタさんに手を取られて 平和なのは なるちゃんが寝ている間だけ。調子が悪いときには延々と泣き続けられてこちらはもう肩が凝るし、気力も持たないし、ヘトヘト。

そんな合間を縫ってする家事はとりあえず生きていくこと不可欠な食べることのみ。あとの家事ははるちゃん なるちゃんが就寝後、11時頃からすることになってしまうのですが この時間帯はもうひたすら眠くてしんどくてたまりません。

夕食の後かたづけ、洗濯物をたたむ、洗濯物を干す、明日の学校の用意、自分のお風呂、吸引器の手入れ、etc。あ〜ぁ、しんど...。そう思ったら溜息ばかりが出て体はちっとも動かず、ちょっと気を緩めたらたちまち夢の中..。

このうたた寝がやめられずふと気が付いても起きて働く気力は全く失せてしまい全てをほっぽり出してだらしなくも布団の中へ..。翌日の悲惨さはいうまでもありません。

なるちゃんのゴンタさんに振り回されている毎日。こんな事をここで書いてしまうのは なるちゃんに、とっても申し訳ない気もするのです。きっとワケがあってゴンタさんになったり気を引いたりするんだと思います。

ワケの一つは筋緊張の強さ。なんどもここで書いていますが長い入院で体を動かすこともままならず、すっかり体が固くなって辛いんでしょう。そしてまた 痛くて怖い入院ですっかり人間不信にも陥ってしまっているんじゃないでしょうか。

メンタルな部分についてはできるだけ心穏やかに優しくなるちゃんを受け止めてあげようと思っています。ゴンタさんでもなんでも受け止めてあげよう..。

筋緊張については実は今日、久しぶりに鍼に行って来たのです。できるだけ早くまた鍼治療を復活したかったのですがいろんな都合でなかなか行けませんでした。久しぶりに行くとなると 今のなるちゃんはきっと大泣きするんじゃないだろうか..と、とても不安を抱えながら出かけました。

車中、少し泣きましたがそれきりで 鍼灸院に着いても平静で、先生の鍼をおとなしく受けていました。鍼をすると楽になることをちゃんと知っているのかもしれません。

今日は久しぶりでしかも手術の後だと言うことで 控えめにチョンチョンと数カ所、刺して..と言うよりもつついてもらって終わりました。施術後、先生に「抱いてご覧なさい。」と言われ なるちゃんを抱き上げると突っぱっていた足は普通にだらりと下にさがり、キンキンに力が入っていた背中も自然に力が抜けています。改めて鍼の効き目に驚きました。

でもこれは永遠の効果では有りませんから続けることや 楽な状態の時にさらになんらかのアプローチによってさらに有功なのだと思います。こんなに良い効果があると目の前がパーッと開けた気がしてうれしくなりました。